契約数状況は主要グループとも震災の影響はないように見えるが、あるいは今後?(2011年3月末携帯電話契約数動向)

2011/04/08 06:44

電気通信事業者協会(TCA)は2011年4月7日、2011年3月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年3月末時点の携帯電話の契約数は1億1953万5400件となった。これは前月比で1.1%のプラスになる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが49万8100件の増加で先月から続き主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2011年3月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億1953万5400件
・事業者別
 NTTドコモ……5800万9800件(+48万2900)
 au(KDDIなど)……3299万9000件(+26万1600)
 ソフトバンクモバイル……2540万8700件(+49万8100)
 イー・モバイル……311万7900件(+5万8000)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

「携帯電話契約件数(増減)」のグラフを見れば分かるが、毎年3月は各社とも契約数が飛躍的に伸びる傾向を見せている。これは年度切り替え・就職や進学など立ち位置の変化を機会に、携帯電話を購入する人が増えるのが原因。一方各社の順位ではソフトバンクモバイルが(ぎりぎりながらも)相変わらずトップに。iPhone4をはじめとした各種スマートフォンの売れ行きが堅調なことに加え、学生の新年度にはぴったりな「ホワイト学割with家族2011」が人気。

NTTドコモは鼻差で第二位となったものの、こちらもやはり「Xperia arc SO-01C」などのスマートフォンが良い動きを見せている。第三位のKDDIも他社と比べればやや遅れを見せていたスマートフォンのラインアップの充実性も高まり、前を走る二社の背中に向けて全速力状態。

昨今は各社ともスマートフォンの新製品を中心に売り上げを伸ばしている。ジーエフケーマーケティングサービスのレポートにもあるが、家電量販店では販売携帯電話数の半数がスマートフォンだったという話も出てくるほど。今後さらにその動きは加速するに違いない。

一方で今回の計測時期では東日本大地震による影響が懸念されたが、表向きはほとんど無いように見える。しかし実際には復旧に追われているキャリアショップも少なくなく、多分に数字へ変化を与えていたものと思われる(ソフトバンクモバイルの「iPad2発売延期」が一番の大きな影響だろうか)。4月以降の動きが気になるところだ。


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