分譲住宅が大幅増加で支える・2011年2月新設住宅戸数10.1%増

2011/04/01 12:20

国土交通省は2011年3月31日、2011年2月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると2月の新設住宅着工戸数は前年同月比で10.1%増の6万2252戸となり、先月の増加に続き9か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積は12か月連続しての増加で、12.0%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


具体的な内訳は持家が6.0%と16か月連続の「増加」、貸家は3.8%の「減少」、分譲住宅は44.2%の「増加」。今月も先月に続き貸家がマイナスとなった。他の分類項目の持家・分譲は共に上昇し、数字も先月から堅調化している。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2011年2月分まで)

冒頭でふれたように今回発表分の2011年2月においても、「持家住宅がプラスを維持し、分譲住宅(建て売りまたは分譲の目的で建築するもの)もプラスに転じたまま」の状況は継続している。これまでの「出来あいの建売住宅よりも注文住宅の方が需要が大きい(【住宅購入ニーズは「マンションよりも一戸建て」「建売よりも注文住宅」】)」、「お買い得感を持つ住宅購入検討層が『少々背伸びをして、分譲住宅ではなく自分の好み・希望に合った持家を買うケース』が増加している(【背伸び傾向ますます強まる・増加する首都圏住宅ローン総額(2009年分データ反映版)】)」傾向から、「注文住宅は手が届かないが、分譲住宅でも買えれば妥協するか」といった雰囲気は継続中。2月の上昇がぶれによるものか、再び上昇に向かう動きなのか、現時点では推測は難しい。

しかし次回以降は東日本大地震(東北地方太平洋沖地震)による影響が反映されることになる。現状においても被災地の動向がまだ確認されきっていないことに加え、地震や津波以外に原発事故、液状化現象など多種多様な方面で住宅に関連する災害が発生している。恐らくはかなりイレギュラー的な値を見せるのではないだろうか。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー