「まだ早い」「進学したらOK」…小学生までの子供に「携帯ダメ」の親は3/4

2011/04/04 06:18

携帯電話メディアインタラクティブは2011年3月25日、子供の携帯電話利用に関する実態調査の結果を発表した。それによると5-12歳(幼稚園・保育園-小学生)の子供を持つ親から成る調査母体においては、子供に携帯電話を持たせて「いない」人は約3/4であることが分かった。その理由としてもっとも多いのは「まだ早いと考えている」で、具体的には「高校に入ってから」とする人が多数を占めていた。全般的には学校の進学の区切りを「子供に携帯電話を持たせるタイミング」と見ている親が多いようだ(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2011年3月11日から14日にかけて、5-12歳の子供を持つ親に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1400人。各種属性は未公開。

調査母体で子供に携帯電話(スマートフォン含む、以下同)を持たせているか否かを聞いたところ、24.6%の人が「持たせている」と回答した。子供への携帯保有許可率は約1/4となる。逆にいえば、3/4は「子供には現時点で携帯電話を持たせていない」。

↑ 自分の子供に携帯電話を持たせているか
↑ 自分の子供に携帯電話を持たせているか(再録)

では何故持たせていないのか。複数回答で聞いたところ、最多回答項目は「まだ早い」で9割を超える回答率となった。小学生(一部幼稚園・保育園児も含む)ではまだ携帯電話を持つべきではないとする考えから、持たせていないことが分かる。

↑ 携帯電話を持たせていない理由(複数回答可、持たせていない人限定)
↑ 携帯電話を持たせていない理由(複数回答可、持たせていない人限定)

次いで多いのは「金銭的問題」。子供が複数いるとなれば、毎月固定費で数千-1万円程度の通信料増加が見込まれる。親にとっては防犯などのメリットと天秤にかけた上での判断となる。

気になるのはわずかではあるが、「以前持たせていたが困った使い方をした・困ったことになったので取り上げた」とする回答があること(オレンジ色の部分)。小学生の段階で携帯電話を持たせたところ、酷い使い方・トラブルが生じてしまう可能性がゼロでは無く、数字の上でしっかりと現れる程度には存在しうることの裏付けにもなっている。

では現在「持たせていない」親は、どのタイミングで子供に携帯電話の保有を許可するつもりなのか。これについては「中学校に入ってから」「高校に入ってから」という、「上の学校」に入るタイミングでの許可を出す人がもっとも多く、中高あわせて6割近い回答率を占めることとなった。

↑ 子供に携帯をいつ持たせる予定か(持たせていない人限定)
↑ 子供に携帯をいつ持たせる予定か(持たせていない人限定)

「上の学校に上がったタイミング」は別機関の調査結果【携帯への賛否両論・子どもに携帯を持たせる理由、持たせない理由】【小中学生の携帯保有率は女の子の方が上、「家族と一緒のケータイだよ」は数%程度】でも出ており、多くの親にとって「上の学校の進学」がステップアップの機会と考えていることが分かる。

学年別携帯電話所有率(再録)
学年別携帯電話所有率(再録)

なお、「自分で買うべき」という意見も5.5%確認できる。この選択肢は必然的に、アルバイトが出来る高校・大学に入ってからとなる(お小遣いだけで月額利用料まで払うのは難しい)。「携帯電話の不用意な使いすぎ」を防ぐという観点では、この選択肢が一番なのかもしれない。

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