小学生までの子供の携帯料金、月平均で2200円

2011/04/01 06:54

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子供と携帯電話メディアインタラクティブは2011年3月25日、子供の携帯電話利用に関する実態調査の結果を発表した。それによると5-12歳(幼稚園・保育園-小学生)の子供を持つ親から成る調査母体においては、子供に携帯電話を持たせているのは約1/4であることが分かった。またその保有世帯で、子供の携帯電話の平均月額料金は約2200円に留まっている。各種割引プランの利用や、利用スタイルが影響しているものと思われる(【発表リリース、PDF】)。


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今調査は2011年3月11日から14日にかけて、5-12歳の子供を持つ親に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1400人。各種属性は未公開。

調査母体で子供に携帯電話(スマートフォン含む、以下同)を持たせているか否かを聞いたところ、24.6%の人が「持たせている」と回答した。子供への携帯保有許可率は約1/4となる。

↑ 自分の子供に携帯電話を持たせているか
↑ 自分の子供に携帯電話を持たせているか(再録)

それではその子供が使っている携帯電話の利用料金はどれほどの額なのだろうか。大人の料金よりはずいぶんとお安い結果が出ている。

↑ 子供の携帯電話の月額利用料金(複数回答可、持たせている人限定)
↑ 子供の携帯電話の月額利用料金(複数回答可、持たせている人限定)

最多回答層が1000円未満、次いで1000円台、2000円台、3000円台の順。各料金区分の中央値を使って平均値を算出したところ、2227円という結果が出ている。ここまで安い結果が出ているのは、リリースにも言及されているように携帯電話各社が提供している「家族割」「通話のみの料金プラン」が浸透しているのと共に、親が子供に携帯電話を持たせる主な理由が「防犯」であり、会話などの利用は必要最小限に留まるからという事由によるものと考えてよい。

↑ 子供に携帯電話を持たせた理由(複数回答、持たせた人限定)
↑ 子供に携帯電話を持たせた理由(複数回答、持たせた人限定)(再録)

一方、月5000円以上の人も約1割ほど確認できる。携帯電話を子供に持たせている人のうち、それがスマートフォンである人は7.0%だから、多分に(インターネットへのアクセスの頻度も積み重ねられるので)その人が含まれているのだろう。


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