花粉症対策のマスク、最重要ポイントは?

2011/03/22 12:00

マスクマイボイスコムは2011年2月25日、花粉症に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち、花粉症の症状を持ち花粉症対策にマスクを使っている人においては、マスクの選択の際には「価格」を最重要視する傾向にあることが分かった。対象者の2/3近くが価格を重視すると答えている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3261人。男女比は49対51で、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上27%。

色々とドタバタ感があり今年の「春の花粉症シーズン」はあまり話題に登っていないものの、花粉症が世の中から消えたわけではない。クシャミ鼻水目の痛みなど、多種多様な花粉症の症状に悩まされる人は数多い(当方含む)。今調査母体では全体の35.6%が花粉症を持つ、症状の自覚を有している。そしてその「花粉症」の人のうち過半数の55.1%が「対策としてマスクをよく利用している」と回答している。頻度が低いがマスクを使う人を合わせれば、全体に対して1/4近い人が「花粉症対策としてマスクを使う」と回答している。

それでは「花粉症対策としてマスクを使う」人は、どのような点を重視してマスクを選んでいるのだろうか。複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。トップには「価格」が64.4%の同意を得てトップとなった。「まず価格」と考えている人は2/3近くに達していることになる。

↑ 花粉症対策としてマスクを購入する際、重視する点(花粉症で、対策にマスクを購入している人限定)(複数回答)
↑ 花粉症対策としてマスクを購入する際、重視する点(花粉症で、対策にマスクを購入している人限定)(複数回答)

花粉症用のアイテムとして多くの人がお世話になっている「鼻紙」同様、昨今のマスクは使い捨てのものが多い。何度も流用していると衛生面の問題などで逆効果となるリスクも生じるし、そもそも論として「使い捨て用」として創られたものを再利用するのには無理がある。また、利用者の心理的にも、出来れば使う機会ごとに新しいマスクを着用したいという考えもあるのだろう。そのような利用スタイルの場合、高価なものではいくら予算があっても足りない(洗濯をせずに毎日洋服を使い捨てしているようなものだ)。「価格」がトップにつくのは当然といえる。

マスク利用時の清潔感への注力・重視は相当なもので、間接的に「価格」項目を後押ししているだけでなく、第2位の「使い捨て」にも反映されている。花粉症対策としてマスクを使うのだから、本来その効用に期待すべく「粉塵を通しにくい」、そして利用時に生じる弊害が出来るだけ少なくなるよう「フィット感」「長時間装着しても耳が痛くならない」「息苦しくない」「眼鏡がくもらない」が最上位に来ても良さそうなもの。だが「価格」「使い捨て」がツートップに来ているところを見ると、「マスク」そのものの花粉症対策としての効用の重要性や利便性よりも、「新鮮なマスクを常用することで得られる安心感」を重視している、言い換えれば「マスク信仰」的な雰囲気が今結果からは感じ取れる。

もっとも思い込み、心理的要素も病状に少なからぬ影響を与えることを考えれば、「マスク信仰」も全否定されるべきものではない。何しろ病気は「気の病」と書くのだから。


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