少なくとも6億人が「いいね」と思う商品たち

2011/03/22 07:13

いいね登録アカウント数ではすでに6億人分を超えている、ソーシャルメディアFacebook。利用者が多くなれば共通の認識・情報を持つ人も増え、ある情報を呈した時に理解してもらえる可能性・人の数も増加する。すなわち市場が拡大していくことをも意味するもので、それは「言語」のようでもある。例えるなら同じ内容ならば、ヒエログリフよりも英語で書かれた本の方が、たくさんの人に読まれるということだ。その観点では「6億人分の市場」という広大な領域を有することになったFacebookにおいても、知っている人なら「なるほど」と思わせる便乗的なアイテムが色々と登場している。Facebookそのものがシンプルなシステムなだけに、アイディア勝負的なところが多い品々である。

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↑ ライク(いいね)・ディスライク(だめだね)スタンプ
↑ ライク(いいね)・ディスライク(だめだね)スタンプ

↑ このような感じでぺたりと押していく
↑ このような感じでぺたりと押していく

これはいわゆる「いいね」ボタン(っぽいの)をデザイン化したスタンプ台。インクが内包されているので、インク台を使うこと無く、紙の上に次々と「Like」を押していくことができる。サイズは6×7.5×3センチ、一つのスタンプで5000回まで使え、パッケージには「Like」以外に「Dislike(だめだね)」ボタンが納められ、セットとなっている。日本なら「よくできました」「もっと頑張りましょう」の組合せといったところか(もちろんFacebookのシステムには「Dislike」は無い。スタンプとして商品化する際に必要になったというだけの話)。

元々Facebookの「いいね」ボタンは、コメントを書きこんだり記事執筆者にメールを送ったり、アンケートに答えるよりも気軽に、相手に対して称賛の意思表示を示すためにある。その点では気軽に押せるスタンプ台として「いいね」ボタンならぬスタンプを創り、気軽に押してもらおうという考えは、なかなかセンスのあるものといえる。

【価格は12.95ドル】。アイディア商品的なところが強いが、Facebookを知っている人なら善し悪し判定のハンコには適しているかもしれない。

↑ Like Button Tip Box
↑ Like Button Tip Box

もう一つはこちら。Likeボタンのチップ入れ(【Like Button Tip Box】)。海外の飲食店での食事には欠かせない「チップ」を入れてもらうための箱。コンセプト的にも「記事の内容が優れている、称賛したいので『いいね』ボタンを押す」と「料理やサービスが良かったので、感謝と賛美の意志を伝えるためにチップを渡す」は似たようなアクション、「大げさで無い、ささいな感謝を伝えたい」という意思の現れ。その二つを結びつけたもので、非常に賢い切り口といえる。

日本ではまだFacebookはその名前自身を知られているだけで、中身・利用そのものの浸透はいま一つ。同じソーシャルメディアならばmixiやツイッターの方が知名度が高い。恐らくはそれらを題材にした、知っていれば「なるほど」と思い、共通意識を体感できるアイテムも、じきに色々と登場することになるだろう。特に前者mixiについては、アイディア次第でちょっとしたブランドを構築できる可能性もある。ミクシィ側には是非とも検討してほしいものだ。

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