コンビニ選択時の重要ポイント、トップは品揃えでも価格でもなく……

2011/03/07 19:30

コンビニマイボイスコムは2011年2月25日、コンビニエンスストアの利用実態に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちコンビニ利用者においては、立地条件の良さをもっとも重視する傾向にあることが分かった。次いで品揃えの豊富さ、一般食料品の品揃えの良さをポイントとする人が多いことが見て取れる(【発表リリース】)。

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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3290人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上28%。

今や日常生活を営む上では欠かせない存在となりつつある、名前の通りオールマイティで便利なお店、コンビニエンスストア。そのコンビニの利用頻度を聞いたところ、ほとんど毎日利用している人は7.7%に達していた。週一以上で仕切り直すと、実に2/3近くに相当する62.2%の人が該当する。

↑ コンビニの利用頻度
↑ コンビニの利用頻度(再録)

コンビニの出店・退店も著しく、生活圏内で複数のコンビニが存在する人も少なからずいるだろう。それではコンビニを利用するにあたり、どのような点を重視するだろうか。複数回答で聞いたところ、トップは「立地が良い、便利な場所にある」の項目で、6割以上の人が同意を示す結果となった。

↑ コンビニ利用にあたり、重視する点は(複数回答可、利用者限定)
↑ コンビニ利用にあたり、重視する点は(複数回答可、利用者限定)

多分にワガママな話ではあるが、利用者にとってコンビニは自分の生活区域内、できれば職場や自宅から極力近い場所にあった方が、ありがたみが増す。近ければ近いほど、移動距離・時間を気にせずに買い物ができるからだ(その観点で考えると、自宅や職場から直接買い物の注文が出せるインターネット通販の強みが改めて理解できるはず)。自宅のそばに無くとも、利用頻度が高い施設のそば(例えば駅のそば)にあれば、足を運ぶのにも面倒が無くて良い。買いたいものがある時に、すぐにその衝動を実践できるような「身近な場所」にあることを重視するのは当然といえる。

コンビニ第二位と第三位は商品の内容について。コンビニが「広く浅く」が基本なのは承知の通り。多種多様で一般的なニーズに応えるためのもので、大抵のものはそれなりの汎用度で揃えることができる。またライフサイクルの中では一番利用頻度の高い商品は飲食品であることから、コンビニの品揃えも自然とそれらをメインにするようになる。「品揃えが豊富」「食料品の品揃えの良さ」をお客は重視するからこそ、コンビニもその方向性でサービスを形成するわけだ。

意外なのは第四位の「駐車場」。徒歩では無く自動車での来店を想定してのことになるが、逆に考えれば「自動車を利用してでも使いたい」ことを意味する。【「高齢単身者のコンビニ離れ」……一人暮らしの買物先をグラフ化してみる】でも触れているように、少なくとも男性中堅層までにおいて、コンビニは生活品購入先として重要な立ち位置を占めている。少々遠い場所でも自動車を使って足を運びたいとする考えなのだろう。

なおリリースの注意書きには「品揃えに関する項目は、女性若年層ほど多い傾向にある」との記述が確認できる。そして具体的項目の中に「デザート、お菓子類の品揃え」があるところを見ると、一連の大手コンビニにおけるスイーツ戦略は曲がりなりにも上手く行っているのかな、という雰囲気を感じることができるというものだ。

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