スマートフォン 気になる人は約7割 最大理由は「好奇心から」

2011/03/10 12:00

スマートフォンマイボイスコムは2011年2月25日、スマートフォンに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、今後携帯電話を購入あるいは買い替える際に、スマートフォンを購入したいと考えている人は4割強に達していることが分かった。購入したいとは思わないが興味がある人も合わせると、7割近くに達する。また、それら7割の人の「興味・購入意欲を持つ理由」としてもっとも多くの人が同意を示したのは「どんなものか使ってみたい」という好奇心から来る項目だった(【発表リリース】)。

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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3241人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上28%。

現在スマートフォンが携帯型情報端末の世界において、スポットライトを浴びているのはご承知の通り。今調査母体での使用実績はというと、1割強という結果が出ている。まだまだこれから、というところ。

↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)
↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)(再録)

それでは今後の購入意向はどのようなものだろうか。今後新規に携帯電話を購入、あるいは買い替えを行う場合、スマートフォンを購入対象とするか、あるいは選択肢に含めるか否かを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 携帯電話を購入・買い替えるとしたらスマートフォンを購入したいか(現在利用の有無に関わらず)
↑ 携帯電話を購入・買い替えるとしたらスマートフォンを購入したいか(現在利用の有無に関わらず)

すでにスマートフォンに決めている人は6.9%と少数派だが、購入検討をすると前向きな人が34.6%もいる。一方で現時点では興味はあるものの購入するつもりは無い人も27.5%。購入する予定は無いし興味すら持たない人も31.0%いる。つまり現時点で41.5%が「今後スマートフォンを買うかも」と考えている計算になる。

「購入する予定あり」が全員購入し、「前向きに検討する」人の半分が実際に購入した場合、合わせて24.2%という数字になる。既存のスマートフォンユーザーが11.4%で、全員かぶっている(スマートフォンを新規に買った人が、すべて以前からスマートフォンを持っていた)と仮定しても、スマートフォンの普及率は約2倍にかさ上げされることになる。「いつまでに」の限定が無いので時期は推し量れないが、【3年以内が7割強・世代で大きく異なるケータイ買い替えのタイミング】などを見る限りでは遅くとも3年以内には起きると考えてよい(もっとも昨今のIT技術の進歩や普及率は加速度的なところをみると、その半分もあれば十分かもしれない)。

さてそれでは、購入意向を持つ人、あるいは買うつもりは無いが興味がある人、合わせて約7割の人は、どのような点に興味関心を抱いているのだろうか。

↑ スマートフォンの購入意向・興味があるのはどのような点か(複数回答、購入意向・興味のある人限定)
↑ スマートフォンの購入意向・興味があるのはどのような点か(複数回答、購入意向・興味のある人限定)

トップは好奇心に由来する衝動。世間一般で騒がれ、最近はよく見かけるようになったスマートフォン。実際どのようなものだろうと気になるのは当然の話。元々デジタルアイテムが好きな人や、世間一般の流行に目ざとい人は、気になって仕方が無いに違いない。

第2位は「PC(パソコン)機能も携帯電話も兼ね備えている」。これは別項目の記事で伝えていることだが、実際にスマートフォンを利用している人も、よく使う機能はシンプルに「通話」「メール」「ウェブ閲覧」であり、携帯向けだけでなくパソコン向けの機能も使える長所を謳歌しているのが分かる。5位の「PC機能に対応、PCのように使える」も同様の考えによるもの。つまりこの点に興味関心を抱いている人は、スマートフォンの本質の一つを見抜いているわけだ。

↑ スマートフォンで利用している機能・サービス(保有者限定、複数回答)
↑ スマートフォンで利用している機能・サービス(保有者限定、複数回答)(再録)

以下ざっと見で確認すると、大きく「パソコン機能も使える携帯電話」と「何となく世間で騒がれているしカッコいいから」という、実力看破派・ミーハー派の二つに区分することができる。これは新しいデジタル系商品の展開過程ではよくある構造。

興味深いのは、やはり「どんなものか使ってみたい」という「まだ(十分に)使った事が無い、けれども興味をそそられる」人が4割強もいること。これらの人が試しに使う機会を得られれば、その少なからずの人が「次の携帯電話買い替え時にはスマートフォンにしようか」サイドに移行する、あるいは想いを強くするものと思われる。

ちなみに「どんなものか使ってみたい」の回答率41.8%は、調査母体全体で換算しなおすと28.8%となる。これは最初のグラフ、全体に対する「携帯電話を購入・買い替えるとしたらスマートフォンを購入したいか」における「興味があるが、購入願望は無し」の27.5%と非常に近しい値となる。「興味がある人」のほとんどが「詳しいことは知らない、分からないけどそそられるものがあるので、どんなものか使ってみたい」と考えているとする推論は、さほど無理はなさそうだ。

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