スマートフォンでもっとも使われている機能は何だろう?

2011/03/08 05:36

スマートフォンマイボイスコムは2011年2月25日、スマートフォンに関する調査結果を発表した。それによると調査母体におけるスマートフォンの所有者(1割強)内で、もっとも多くの人が利用している機能・サービスは「通話」だった。次いで「メール(携帯電話)」が続いているが、スマートフォンならではの機能としてはその次の順位として「パソコンのウェブサイト閲覧」「メール(ウェブメール・パソコンメール)」が収まっている。いずれもごく基本的な機能が上位を占めているのが分かる(【発表リリース】)。

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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3241人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上28%。

現在急速に普及しつつあるスマートフォン。利用者、サービス提供者双方から注目を集めているのは周知の通りだが、今調査母体での使用実績は1割強という結果が出ている。

↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)
↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)(再録)

それではスマートフォン利用者たちは、どのような機能やサービスを利用しているだろうか。携帯電話と比べて多種多彩な機能・性能を持つのだから、その多彩さを十分に発揮している、あるいは独自の機能が大いに使われているようにも見えるのだが……

↑ スマートフォンで利用している機能・サービス(保有者限定、複数回答)
↑ スマートフォンで利用している機能・サービス(保有者限定、複数回答)

トップは「通話」。スマートフォンでも広義では携帯電話には違いなく、必然的に通話機能が求められ、利用されるのも当然といえば当然。ついで「携帯電話向けのメール機能の利用」がついているが、この2点だけを見ると【携帯電話よりスマートフォンでよく使われている機能って何だろう?】にもあるように、これまでの携帯電話とさほど用途は変わらないことが分かる。

スマートフォン利用第3位にようやくスマートフォンならではの機能「PC(パソコン)のウェブサイト閲覧」が入る。「移動中や出先でも手元の端末で、携帯専用あるいは簡易版のサイトでは無く、パソコン向けサイトをチェックしたい」というニーズは強く、それがかなえられた形だ。第4位の「メール(ウェブメール、PCメール)」も同様で、要は「パソコンで出来る基本的なこと、必要度の高い機能を機動力の高さを活かせるスマートフォン上で使いたい」ということ。

以下「カメラ」「地図・GPS」「時計、アラーム」などが続くが、いずれも携帯電話向けサービスでのニーズと変わるところが無い。そして上位陣の需要の対象が「携帯向け」「パソコン向け」の双方であるところを見ると、スマートフォン利用者は「ウェブ閲覧やメールのやり取りなどパソコンの基本機能も使える、高性能な携帯電話を欲して」おり、「スマートフォンはその願いをかなえる情報端末として活用されている」のが分かる。



今後どのような変化を遂げるかまでは推し量ることは難しいが、少なくとも現状ではスマートフォンユーザーの大部分は「パソコンの基本機能も使える、ちょっと大きな高性能携帯電話」という認識のもと、各機能を使いこなしている。

インストールするアプリケーション次第で色々な機能を追加できるのもスマートフォンの強みだが、携帯電話やパソコンの説明書を隅々まで読み通して機能をフルに活用する人がほとんどいないのと同様、スマートフォンもまた「自分が必要な機能」だけが使われる利用スタイルで、各人の生活に浸透していくのだろう。

なお昨今話題の「電子書籍・電子新聞」の利用率は14.7%。調査母体全体比を換算すると1.68%となる。浸透率はまだまだ低いようだ。

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