スマートフォン購入者、「同じ会社の携帯電話から機種変」が4割強

2011/03/07 12:00

携帯電話各社マイボイスコムは2011年2月25日、スマートフォンに関する調査結果を発表した。それによると調査母体におけるスマートフォンの所有者(1割強)において、購入プロセスは「携帯電話からの機種変で、同じ会社同士」のパターンがもっとも多く、4割強を占めていることが分かった。次いで「携帯電話を解約し、別会社のスマートフォンを購入」「携帯電話はそのまま維持、別会社のスマートフォンを購入」のパターンが続いている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3241人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上28%。

現在急速に普及率を高めつつあるスマートフォン。利用者、サービス提供者双方から注目を集めているのは周知の通りだが、今調査母体での使用実績は1割強という結果が出ている。

↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)
↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)(再録)

それでは現在使用者は、どのような過程を経てそのスマートフォンを手に納めたのだろうか。携帯電話・契約会社絡みで聞いた結果が次のグラフ。これまでの携帯電話の機種変と同じ感覚で、携帯電話から同じ会社のスマートフォンへ乗り換えたという人が最も多く、42.2%に達した。

↑ 現在保有のスマートフォンは新規購入か、機種変更か(所有者限定)
↑ 現在保有のスマートフォンは新規購入か、機種変更か(所有者限定)

スマートフォンを「持ち運び可能な高性能の情報端末」としてだけでなく「音声通話メインの”携帯する電話”」としても使用する場合、携帯電話から携帯電話への機種変と同じような感覚で手続きを行うのは自然な流れ。手続きの煩雑さを避ける意味合いもある(表現を変えれば「会社切り替えの面倒くささを経てもその機種が欲しいと思えるような魅力は、別会社のスマートフォンには感じていない」ということになる)。

逆のパターンになるのが次点の「以前の携帯電話を解約し、別会社のスマートフォンに買い替え」。こちらは16.0%。日本国内のスマートフォン市場ではソフトバンクモバイルが先行していることを考慮すると、「NTTドコモやauからソフトバンクモバイル(のiPhoneシリーズ)に買い替え」のパターンが多いことが容易に想像できる。実際、元資料のコメントにも「ソフトバンクユーザーでの比率が高くなっています」とあり、その推測が正しい事がうかがえる。

興味深いのは、所有の携帯電話からの機種変では無く、携帯電話はそのまま維持し、さらにスマートフォンを追加で購入する人が案外多いこと。別会社・同会社のを合わせると21.3%に達する計算になる。携帯電話会社から見れば、それだけ契約者の「パイ」が増えたことになり、それだけでも「スマートフォン様様」という感はある。



当方もその一人だが、「今後携帯電話を機種変更する際には、選択肢の一つとしてスマートフォンも考慮対象に含める」という人は少なくないはず。それを見越してか、主要携帯会社の多くはスマートフォン向けの料金体系で、魅力的なプランを続々発表している。今後日本国内でスマートフォンの普及率が上昇するにつれ、モバイル周りの市場動向がどのような変化を見せるのか。興味は尽きぬお話ではある。

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