【更新】地中海情勢を受けて原油・貴金属価格が高騰…海外投資家、17週連続の買い超し(11/03/03)

2011/03/03 19:30

東京証券取引所は2011年3月3日、2011年2月21日から2月25日(2月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は4兆4317億8926万9000円なのに対し、買い総額は4兆4567億8926万9000円となり、差し引き249億9385万0000円の買い超しとなった。これは先週から続いて17週連続の買い超しとなる。なお法人売り超しを継続し、個人と証券会社は買い超しに転じている([最新発表リリース、PDF])。

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2月21日から2月25日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……8190億3198万6000円/6271億5132万7000円(1918億8065万9000円売超)
・個人……1兆3673億9763万2000円/1兆5585億6626万1000円(1911億6862万9000円買超)
・外国人……4兆4317億8926万9000円/4兆4567億8311万9000円(249億9385万0000円買超)
・証券会社……1003億2644万2000円/1061億8389万6000円(58億5745万4000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

1月24日-28日……1123億6287万3000円買超
1月31日-2月4日……2393億1985万3000円買超
2月7日-10日……1844億0796万5000円買超
2月14日-18日……4545億6222万7000円買超
2月21日-25日……249億9385万0000円買超

今回計測週は海外情勢では地中海沿岸南部-中東エリアで拡大の様相を見せる動乱の影響を受けて原油・貴金属価格が高騰。特に前者による影響で企業業績がネガティブに動くとの懸念からか、大いに現物株式が売り込まれることになった。また、日経平均株価が直近の天井である1万1000円に近付いたことも、売りを誘う材料になったと考えられる。

次回計測週、つまり今週は現時点では先週下げた地点からのもみ合いを続けているものの、特段買い材料は無く、状況的には何ら変わるところは無い。まだしばらくは狭いボックス圏内での値動きが続きそうだが、短期間内の動きは下値を目指しそうな感が強い。年度末まではこのような状況が続くのだろうか。

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