プラスだがグラフ形状などから失速感の香り・2011年1月新設住宅戸数2.7%増

2011/02/28 19:30

国土交通省は2011年2月28日、2011年1月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると1月の新設住宅着工戸数は前年同月比で2.7%増の6万6709戸となり、先月の増加に続き8か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積は11か月連続しての増加で、7.3%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

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具体的な内訳は持家が5.5%と15か月連続の「増加」、貸家は11.3%の「減少」、分譲住宅は22.3%の「増加」。今月も先月に続き貸家がマイナスとなった。他の持家・分譲も共に上昇はしているものの、先月より値を落としており、失速感を覚えるところがある。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2010年12月分まで)

先月の記事で解説したように、「最近の建築確認件数等の状況について」関連のデータは、今年2011年に入ってから「建築確認件数等及び構造計算適合性判定を要する物件に係る確認審査日数の状況について」の一項目に加わることとなり、それに伴い発表がこれまでの月末から数日遅れる状況となった(現時点で最新のデータは2011年2月3日に発表された【2010年12月分】)。昨今では新設住宅着工戸数に関する一か月先の動向を読めるものではなくなる傾向を見せていたので、今年から併記は行わないことにしている。

賃貸住宅はマイナスを継続し、分譲・持ち家共に上昇率を減らしていることや、全体値のグラフが下降傾向を示しているのが気になる。このままの下落傾向が続けば、来月かその次の月あたりには再びマイナス圏に突入する可能性は高い。今しばらく状況を注意深く眺めた方が良さそうだ。


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【12年間のマンション販売戸数と平均単価をグラフ化してみる】

※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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