料理の参考、総合トップは「料理本」。しかし若年トップは?

2011/02/27 19:30

料理ネットエイジアは2011年2月25日、携帯電話向けのレシピ検索サイトに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、料理をする際にもっとも多くの人が参考にしているものは「料理本」だった。次いで「母親から教わったレシピ」「インターネット」が続いている。若年層ほど母親伝授のレシピやインターネットの、歳を経るほどテレビや雑誌などのレシピを参考にする傾向が強まることも確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2011年1月18日から21日にかけて携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、18-49歳の男女・週に1回以上自分で料理をする人を対象にしている。有効回答数は1070人。男女比は211対859、年齢階層比は18-29歳が256人・30-34歳が145人・35-39歳が202人・40-44歳が267人・45-49歳が200人。未既婚別は未婚者483人・既婚者587人。

【レンジでチンする便利な食品「レンジアップ商品」、購入理由のトップは?】で紹介したレンジアップ商品や、お湯を注ぐだけのカップラーメン、お湯で温めるだけのレトルト商品ならともかく、普通の料理を創る際にはレシピの知識・情報が必要となる。毎日を焼いた肉と茹でたイモだけで暮らすわけにもいかない。

料理そのものをしっかりと習得しているのならともかく、新しい料理を覚えたり、うろ覚えの料理を創る際にはレシピを参考にする必要がある。それではどのような媒体に掲載されている、あるいは教わったレシピを参考にするだろうか。複数回答で聞いた結果が次のグラフだが、全体では「料理本」がトップについた。この人気の高さは世代を越えたものといえる。

↑ 料理をする時に参考にするものは(年代別・複数回答・上位五位)
↑ 料理をする時に参考にするものは(年代別・複数回答・上位五位)

一方世代別に見ると、「母親から教わったレシピ」「インターネット」は若年層ほど、「テレビ」「雑誌」は年齢を経るほど利用率が高まる傾向が分かる。「母親から教わったレシピ」は料理そのものを覚える際にはまず母親から習うのがオーソドックスなパターンであることを考えると当然の話といえるし(教わったばかりの人も多分にいることが想像できる)、「インターネット」は接触機会が多く積極的に活用する若年層ならではのこと。一方「テレビ」「雑誌」は世代が上であるほど傾注度が高く多くの信頼を寄せているため、必然的に掲載されているレシピにも目を向けるのだろう。

これを男女別・未既婚別に見るとそれぞれの属性の個性が見えてくる。

↑ 料理をする時に参考にするものは(未既婚及び性別・複数回答・上位五位)
↑ 料理をする時に参考にするものは(未既婚及び性別・複数回答・上位五位)

まず全般的に男性よりも女性の方が参考にする媒体・手立てが多い。料理をする機会が多いこと、リクエストも含めバラエティに富んだ料理を作る必要性に迫られることを考えれば納得もいく。また女性の場合、結婚すると「料理本」「テレビ」「雑誌」のような、旧来スタイルのメディアを参照する機会が増える傾向があるのは注目に値する。単純に「既婚者の方が歳が上の傾向がある」だけなのかもしれないが、権威ある情報源を参考にしたくなるとも考えることもできる。

さらに男性の場合は「料理本」よりも「インターネット」の方が参照率が高い。レシピサイトの男性ニーズが決して低くないことがうかがえる。特に未婚男性より既婚男性の方がわずかながらも多い点が興味深い。



今後携帯電話の普及率がさらに高まり、画面が大きく見やすいスマートフォンやタブレット機も浸透し始めると、インターネット経由のレシピへのニーズも大きな変化を遂げていくことが予想される。調理場で手元において分かりやすい調理解説や画像を見ながら、料理を進めていくことが容易になるからだ。今後各レシピサイトの対応動向もあわせ、ニーズの変化に注目したいところではある。

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