ユーキャン最上位、商品別ではグリーが抜きモバゲータウンも上位入り(民放テレビCM動向:2011年1月分)

2011/02/25 06:41

ゼータ・ブリッジは2011年2月24日、2011年1月度における関東民放5放送局(いわゆるキー局)のテレビCMオンラインランキングを発表した。それによるとCMの放送回数がもっとも多かった企業はユーキャンで、次いでトヨタ自動車、日産自動車が続いていることが分かった。その他にも自動車関連企業が多数上位に名前を連ねているのが確認できる([発表リリース])。

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データの取得場所や各種データの表す意味、さらには今件記事が関東地域のみを対象としていることに関する説明は一連の記事まとめ【定期更新記事:関東民放テレビCM動向(ゼータ・ブリッジ)】で行われている。そちらで確認してほしい。

発表資料には多種多彩なデータが掲載されているが、そのうち企業別オンエアランキング(放送回数順位)の中から上位10位を抽出したのが次のグラフ。

↑ 企業別放送回数ランキング(2011年1月、上位10位)
↑ 企業別放送回数ランキング(2011年1月、上位10位)

【大企業のテレビCM出稿量推移をグラフ化してみる……(1)花王】などて触れているように、花王は年末に向けて新製品の展開と広告大量露出を行い、年明けに数を減らす傾向がある。今回計測の1月分は、その「年明け」に該当することもあり、先月まで連続トップを続けてきた花王が順位を大きく落としている。

一方第2位のトヨタ自動車をはじめ、上位10位に3社も自動車メーカーがランクインしている。20位までにチェック対象を広げると7社に及び、注目すべき動きといえる。単なる年度末に向けた攻勢なのか(生活の変わり目となる年度切り替え時期に新車を提案するのは賢い切り口)、それとも自動車市場に光が差してきたのか、現時点では判断がむずかしいところ。

携帯電話向けサービスの事業会社「ディ・エヌ・エー」や、そのライバル会社「グリー」は、双方とも今回も10位以内に顔を見せている。そして今回は「回数」でも両社が肩を並べる展開なのが分かる。他の並みいる企業を押しのけ、上位10位中に2社も入っているあたり、昨今の携帯電話事情や、その業界のすう勢を推し量ることができるというもの(ちなみにソフトバンクモバイルは17位)。

さてこれら上位10位の企業におけるCM出稿を、テレビ局ごとにグラフ化したのが次の図。

↑ 企業別放送回数ランキング(2011年1月、上位10位)(局別)
↑ 企業別放送回数ランキング(2011年1月、上位10位)(局別)

今回特筆すべき動きとしては、テレビ東京への出稿の多さが挙げられる。番組・局の特性にマッチしたからなのか、あるいはたまたまなのか。もしくは興和とハウス食品双方が入っているところを見ると、【大企業のテレビCM出稿量推移をグラフ化してみる……(3)ハウス食品】で詳しく解説しているように、「フリースポット契約」の広告が大量に挿入された可能性がある。その場合はむしろ「スポット広告」が不足している状態を示唆することなる。

やや蛇足になるが、企業別ではなく個別商品別のランキングは次の通りとなる。

↑ 商品別オンエアランキング(放送回数、2011年1月)
↑ 商品別オンエアランキング(放送回数、2011年1月)

【子供のネットトラブル、「出会い系サイト」から「非出会い系サイト」への移行続く(2010年中データ反映版)】と合わせ見ると、色々と考えさせられるものがある。

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