【更新】夫婦で居ることが高齢者の趣味・娯楽をより楽しむ条件?

2011/02/19 19:30

趣味を楽しむ高齢者リサーチ・アンド・ディベロプメントは2011年2月2日、後期高齢者(75歳-90歳を想定)に対する意識調査を発表した。それによると調査母体においては、6割近くの人が趣味や娯楽・レジャーで楽しんでいることが分かった。特に夫婦二人暮らしの高齢者はその割合が高く、7割に達している([発表リリース、PDF])。

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今調査は2010年10月に首都圏40キロ圏内の75歳以上(「90歳まで対象」という言及あり)男女個人に対して訪問面接調査方式で行われたもので、有効回答数は200。男女比・年齢階層比は非公開。

【孫へのこづかい・医療費負担……高齢者世帯の生活像】【魚と野菜を中心に、外食は敬遠……高齢者の食事傾向をかいま見る】などでお金の消費の面から、そして【一人暮らしのお年寄りの生活ぶりが分かる? 高齢単身者の耐久消費財の普及率をグラフ化してみる】では電化製品の観点から、お年寄りの生活をかいま見ることができる。今件調査では趣味・娯楽の面から人生を楽しんでいるか否かを聞いたもの。仕事一辺倒で暮らしてきた人は、定年退職後の生活リズム・人生観の切り替えが難しく、言葉通り「心理的に燃え尽きてしまう」という話もよく聞くが……。

↑ 趣味や娯楽・レジャーで人生を楽しんでいるか
↑ 趣味や娯楽・レジャーで人生を楽しんでいるか

今調査母体では全体で6割近いお年寄りが、趣味や娯楽・レジャーで第二の人生をエンジョイしていると回答している。残り4割がどのように楽しみを覚えているのかが気になるところだが、過半数に達しているのは救われる感がある。

興味深いのは夫婦二人の人の方が趣味や娯楽・レジャーを楽しむ割合が高いこと。一見するとお互いが邪魔に覚える場面もあるのでは、とも思うのだが、実際には相手方が居れば相手方と共に出かける・趣味を楽しむという選択肢を取ることもできるため、その分楽んでいる人の割合も大きくなる。

また、独り暮らしと家族同居では、7ポイントしか差が出ていないのも興味深い。高齢者の趣味趣向の場では、配偶者以外の家族はあまり必要ないのかもしれない。

一方現実には【自分の歳で結婚している人は何%? 未婚・既婚率などをグラフ化してみる】などにもあるように男女とも今調査の該当年齢層では多くが(特に女性が)一人暮らしをしている。人生を楽しめない高齢者が【4人に3人は「お金持ってるけど、でも」… 万引きした人の所持金と心理的背景をグラフ化してみる】でも解説しているように犯罪に走るケースも少なくない。今後一人身の高齢者はますます増加することが予想されるだけに、いかに人生を楽しんでもらうかがさまざまな面において重要となりそうだ。

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