上手に素早く、そして読み応えのある文章を仕上げる7つのポイント

2011/02/28 06:38

書き物ワープロやパソコンが普及する前は、文章を書くこと自体が非常にハードルの高い所業のように思え、原稿用紙を前に嫌悪感を覚えたり脳内が真っ白になってしまった経験を持つ人も少なくないはず。しかしワープロ、そしてパソコン(さらには携帯電話、スマートフォンなどの携帯情報端末)の登場・普及により、書き物のハードルは非常に低くなったと言ってよい。しかし「書けること」と「より良い、より洞察に満ちた文章を、より速く書く」のとはまた別の問題。誰もが話すことはできても、上手に話せるわけではないのと同じである。【Dumb Little Man】では7つのポイントを挙げ、上手に、しかもスピーディーに読み応えのある文章を書くポイントを教示している。

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1.概略
書こうとする文章の大意・概略をまとめてから執筆に取り掛かる。これがあやふやだったり確定していないと、執筆途中で内容が迷走してしまい、とりとめのないものとなりかねない。最初と最後で主旨が正反対のものになってしまっては、読み手も頭を抱えてしまう。

書き物2.とりあえず書きなぐる
概略が確定したら、編集や誤字脱字、少々気になる言い回しについて調整することなく、まずはとにかく書き進める。誤変換も気にせず、校正などは後回しにし、最後まで突っ走る。覚え書きと開き直っても良い。

3.リライト
とにかく概要に沿って文章が出来上がったら、「編集者モード」に頭を切り替え、リライトをする。誤字脱字を修正し、妙なところは直し、文意に問題がある部分は差し替えを行う。作業が済んだら一晩「寝かし」、翌日再チェックをする。

一日時間をあけるのは、インターバルを置くことで読み返しの際の「慣れ」を防ぐため。書いた直後の場合は間違っていても「合っている」という誤認をし、正しいものと判断してしまうことが少なくないからだ。

観察4.観察するクセをつける
ここからは直接文章を書く時のプロセスから離れた、日常生活での話。日々の生活の中で少しでも興味あるものに遭遇したら、それを積極的に観察し、考察する。自分にとっては他愛の無いことでも、他人にとっては非常に興味深い事柄であり、魅力ある文章の素材となりうる。

5.読書をする
書籍には他の人々が長い時間をかけて築き上げた知識が圧縮されている。それを読み解く事で新しい知識を効率的に会得できるわけだ。さらに良い書籍に出合えれば、自分の文章の表現能力をも高めることができる。

6.ぬるま湯状態から脱出する
誰もがより楽に、より心地よい時間を過ごすため、日々の行動をパターン化し、心身を慣れさせていく。しかしそれは一見有意義な日常生活のように思えるが、同時に刺激に欠けた平凡な毎日と受け止めることもできる。このような状況では、第三者の心を打つような表現を見出すインスピレーションは生まれにくい。

いきなり苦行をしろというわけではないが、何か新しいことにチャレンジし、日頃のワンパターンな生活リズムに変化をもたらしてみよう。

7.自分らしくあれ
「受けを狙って」「本音を出すと嫌われるかも」とばかりに、自分の本心を出さないで文章をしたためていると、得てしてメリハリのない希薄な文章となりかねない(もちろん創作の物語などは別の話)。それに偽りの人格の上で文章を書いていても、早かれ遅かれ破綻するのがオチ。自分に正直になって書き物をすれば、面倒なことを考えずに済む分だけ、書き物自身に集中することができる。

昨今はブログやプロフ、ソーシャルネットワークで気軽に第三者に自分の文章をアピールすることができるようになったため、これまでに無く「文章を書くこと」への重要性が高まりを見せている。インターネットの世界では、文章の得手不得手が自己表現の得手不得手に直結するため、事は重大。「慣れていないから」では済まされない。

なかなか上手く自分の書きたいことがまとまらないな、と悩む機会に遭遇したら、是非これらの項目を思い返してほしい。きっと役に立つに違いない。


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