集中力を高める7つの秘儀

2011/02/14 06:47

集中昔と違い今は自動車や近所の喧騒なども合わせて身の周りが随分と騒がしくなり、さらに多種多様の興味をそそられる物事も周囲に散在しており、集中力を維持するのが難しい時代といえる。ツイッター、Facebook、ソーシャルゲーム、携帯電話が「集中力を妨げる最たるもの」という表現に、誰が首を横に振れようか。ところが集中力を欠いたままの作業は大きなケアレスミスの元になるし、作業効率は悪くなる。作業成果物の品質も落としかねない。そして余計な時間を費やす羽目に陥るかもしれない。物事を成し遂げるのに時間の確保は欠かせないが、それと同じくらい重要なのが「集中力を維持し、高めること」。【Dumb Little Man】では7つのシンプルな方法を挙げて、集中力を高めるコツを教示している。

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目的の明確化1.作業の目的を明確化する
ただ上司からやれと言われたから、ルーチンワークだから、のような明確な目的も無く、何となくこなしている作業は、単に「やらされている」という認識しか持てず、当然集中力も欠けてしまう。なぜその作業をしなければならないのか、自分の目的のためにどのような効用をもたらすのかを自分自身に問いかけ、確認する(例えば「言われたままに野菜を切る」では無く「美味しいカレーを創ってもらうため、その手伝いとして野菜を切る」という具合)。それが把握できれば集中力も高まる。

2.作業を始める前にしっかりとした計画を練る
作業を開始する前に、これからどのような作業をするのか、どのような状態になれば終了するのかなどを明確化する。「とりあえず始めよう」で、出たとこ任せでスタートしたのでは、ふと作業が行き詰ったり目の前の作業が片付いてしまった際に(全体としてなすべきことが終わってないにも関わらず、だ)、その時点で集中力は縮退し、「ちょいと息抜き」とばかりにメールチェックやウェブサーフィンを始めてしまう。当然集中力は四散してしまう。

3.定期的な休みを取る
集中力をずっと維持できるのなら、その状態を長時間続けることで、時間の節約が可能となる。しかし実際には人間はそこまで丈夫には出来ていないので、時間が長引けば長引くほど集中力は弱まり、気が散るようになる。個人差・作業の内容にもよるが、大体30-50分くらいがいちどきに継続して集中できる時間帯とされている(学校の授業区分とほぼ同じ)。集中して作業をする時間を決め、その時間が過ぎたら5-10分程度の息抜きを設ける。「50分だけ集中しよう、そうすれば息抜きができる」と自分に言い聞かせて脳内のスイッチを切り替えられれば、集中力がしぼんでいくのを最小限に留めることができる。そして脳にちょっとお休みを与えてリフレッシュしたら、再び「50分だけ集中」モードに突入すれば良い。

ドア4.部屋の扉を閉める
非常にシンプルな話ではあるが……いざ問われてみると、それを実践しているか否か、思い返してしまう人もいるだろう。これは当然空間の上で外部と遮断することで気持ちの区切りをしっかりさせると共に、身の回りの人にも「集中して作業中です」ということを間接的にアピールすることにもなる。



5.必要にして十分、過度で無い量の食事を取る
「腹が減っては戦が出来ぬ」ではないが、空腹で気が散ってしまっては集中力云々以前の問題。また血糖値が低い状態だと集中力が低下すると言う話もある(だからと言って糖分を取り過ぎるのも問題なので、念のため)。

その一方で過食も問題。こちらは「過ぎたるは及ばざるがごとし」。昼食を食べ過ぎて午後に眠たさを覚えてしまう。「しかし昼食をある程度取らないと夕方前に腹が減って」という人は、午後三時のおやつ時に果物をたしなむなどして工夫をすれば良い。

6.ネット接続をオフにする
冒頭で触れた「ツイッター、Facebook、ソーシャルゲーム、携帯電話」のうち、携帯電話以外はインターネットに接続していないとアクセスが不可能。そこでインターネットへの接続をオフにしてしまうことで、手元の作業に集中できるようになる。

……ということなのだが、作業の多くはインターネットを用いないと出来ないものなので、事実上は難しい。集中時にはメーラーを立ち上げない、作業専用のブラウザを別途用意し、作業時はそちらだけを使う、そして携帯電話の電源を落としておく、くらいしか対処法はないだろう。

7.スピードを落としてみる
世の中の流れが加速化し、スピードがすべてに優先されるような錯覚に陥ると、つい慎重さに欠けたり危ない橋を渡ってしまう。当然集中力を損ない、単純なミスを犯してしまいがち。そしてそのミスがこれまでの成果をお釈迦にしてしまったり、結果的に余計な時間を取らせる状況にも成りかねない(慌てて料理をしていたら塩と砂糖を間違えたとか、御飯の炊飯スイッチを入れ忘れていたとか……)。

急いでいるな、慌てているな、と自覚したら、自分のギアを一段階落とし、意図的にスピードダウンしてみよう。集中力を取り戻し、結果的により効率良く作業に立ち迎えるはずだ。

ドアこれらは一つひとつは基本的・原則的なことであり、また状況によって合致しない場合もある。しかし改めて指摘されれば「なるほど確かに」とうなづく項目も多いはず。特に「7.スピードを落としてみる」は、時間が無いからといって無理に急いでいると集中力に欠け、失敗ばかりを繰り返し、結局余計に時間がかかってしまうという経験則を持つ人も多いはずである。ことわざなら「急がば回れ」というところか。

どのみち同じ時間しか使えないのなら、集中して取り組むことで、満足するものが創り出せるはず。それは有意義な時間の過ごし方に他ならず、心地よい達成感の源にもなる。思い返せた時で良いので、実践してほしいものだ。


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