アメリカの新食生活ガイドラインに見る、健康的な食生活を送るための10か条

2011/02/12 06:30

不健康な食生活【HealthDay】が伝えているようにアメリカでは2011年1月31日、国民に向けた食生活のガイドラインの改訂版を公開した(【Dietary Guidelines for Americans 2010】)。今回で第7版となるガイドラインでは、塩分摂取量にスポットライトが当てられている。例えば塩分摂取量を通常は1日2300ミリグラム(小さじ1杯)、51歳以上や黒人の人、高血圧や糖尿病、腎臓疾患のある人は歳に関わらず1500ミリグラムとするよう推奨している。現在のアメリカ人の健康状態を考慮すると、この1500ミリグラム/日という基準値は、アメリカ人の半分程度が該当するとも伝えている。

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元記事では現在アメリカにおいては推奨量の2300ミリグラム/日の2倍以上、あるいは3400ミリグラムもの塩分を摂取しており、今回のガイドラインに沿って減塩をする必要があると指摘。さらに「2300ミリグラム/日ですら甘すぎで、1500ミリグラム/日の基準を全アメリカ人(大人子供を問わず)に適用すべきだ」と言及する人たち(例えば全米心臓協会(the American Heart Association))もいる。

元記事ではガイドラインを基に、健康的な生活を過ごすための食生活の基本、そしてこれまでにさまざまな専門家が述べてきたことを箇条書きにしている。これが良く出来ているので、抽出をしてみる。

・食事の半分は果物や野菜にすること。そして全粒穀類を多く食べること。
・脂肪分の少ない肉、鶏肉、豆類、ナッツ類、種子類を食べること。
・無脂肪、あるいは1%の低脂肪牛乳を使うこと。
・砂糖の添加食品、精製穀物類、固形脂肪を避けること。カロリーが多く、必要な栄養素はほとんど無い。
・缶詰のスープや冷凍食品は塩分を比較する。そして塩分量が一番少ないものを選ぶ。
・コレステロールの摂取量は1日300ミリグラム未満にすること。
・トランス脂肪酸の摂取は避けること。
・サプリメントなどの栄養補助食品を食べる代わりに、栄養価の高い食品から栄養分を摂取すること。
・アルコールはほどほどに。女性は1日1杯以下、男性は2杯以下。
・砂糖入りのソーダ水や飲料水の代わりに、水を飲むこと。

今件のガイドラインは学校給食向けの新しいガイドラインとの共通点も多い。そこでは子供に多くの穀物関連商品と野菜を学校の食事に取り入れるようにし、さらに牛乳を低脂肪・無脂肪のものに代えるよう薦めている。

上記箇条書きはあくまでもアメリカ政府がアメリカ国民に向けたものではあるが、日本でも十分参考にすべき構成内容といえる。牛乳やコレステロール、そして塩分摂取量は具体的な値にも言及されていることから、すぐに実践が可能。文面に目を通して一つでも「はっ」とさせられるものがあれば、今日からでも食生活の改善を心がけるようにしてみてはいかがだろうか。


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