30代以上の利用者比率増加、4割を超える…mixi動向(男女・世代構成、2010年12月)

2011/02/08 06:54

先に【mixiの現状をグラフ化してみる(2010年12月末時点)】【ミクシィ(2121)】が運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】の最新動向についてグラフを交えて色々と考察を行った。前四半期分のデータを基にした記事ではその後、中長期的な視点からmixiの男女比や年齢階層比についてグラフを生成、チェックを行っている。今回もせっかくなのでそのスタイルに従い、データの更新を行うことにした。

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データ取得元はミクシィの各四半期決算短信の説明会資料。前回生成した各グラフに追加する形で、データを折り込んでいく。まずは男女比について。

↑ mixi会員の性別構成推移
↑ mixi会員の性別構成推移

モバイルでは多少の凹凸があるものの、男女比に変移は見られない。男性45.5%・女性54.5%内外を維持している。ただし直近一年間に限れば、わずかだが男性が減少する傾向を見せているようにも思える。一方で全ユーザーを見ると、こちらはほんのわずかずつではあるが、中期的に男性ユーザー比率が増加しているのが確認できる。これはすなわち、パソコン(モバイル以外)のユーザーにおいて、男性比率が少しずつ増加していることを意味する。とはいえ、見た限りでは女性優位な状況に変わりはない。

続いて年齢階層比の推移。こちらは途中から公開データの区分が変わっているため、調整を行う意味で10歳区切りに再計算を行っている。まずは全体における年齢階層比。

↑ mixiの会員年齢階層比(全体)
↑ mixiの会員年齢階層比(全体)

20代が最多階層だが少しずつ30代以上が浸食しつつあるのが分かる。これは先の記事でも触れたように「利用ユーザーが歳を取った」「mixiなどのソーシャルメディアが社会全体に浸透し、新規の高齢者参加数が増加した」あたりで説明がつく。この現象はmixiに限ったことではなく、【グリーとディーエヌエーによるテレビCMの多さの「なぜ」を”もう少しだけ”考えてみる】で解説しているGREEやモバゲータウン、そして【Facebookの利用者分布などをグラフ化してみる】で解説しているようにFacebookでも同様。

続いてモバイル。なおmixi区分ではスマートフォンはパソコン属性として見なされ、モバイルには含まれていないことに注意。

↑ mixiの会員年齢階層比(モバイル)
↑ mixiの会員年齢階層比(モバイル)

「全体」と比べると10代・20代の比率が高めで、モバイルは若年層が多用しているのが分かる。しかし一方で、その世代の比率減少と、それより上の世代の比率上昇傾向は「全体」と変わらない。パソコンだけでなくモバイルでも、世代の積み重ね・広域世代への浸透が広まっている。



厳密にいえば10代においては、先の記事で指摘しているように15-17歳の層は微増(全体では横ばい)、18-19歳は減少している。前者は招待制が無くなったことによるアプローチのしやすさから、後者は20代以上と同様に若年層比率の減少に連なっているものと思われる。

広報展開の戦略を立てる上で、会員の年齢層は非常に重要な要素となる。年齢層の変化が先か、コンテンツや機能の変化が先か、それはまるで卵とニワトリの話のようですらある。いずれにせよ、mixiも他のソーシャルメディア同様に、「若年層の溜まり場」から、本当の意味での「全域開放なソーシャルのメディア」にステップを歩んでいくのは間違いあるまい。

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