iPhoneとAndroid、両端末のアプリ利用傾向の違い

2011/02/04 12:10

iPhoneとAndroidmedibaは2011年2月3日、ビデオリサーチインタラクティブとの共同調査として行った、スマートフォンの利用実態や広告意識に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、iPhoneユーザーよりもAndroidユーザーの方が男性比率が高く、いわゆる「デジタルリテラシー」の高い層の保有が多いことが分かった。またダウンロードしたことがあるアプリ(アプリケーション)の種類にもその傾向が表れており、Android搭載端末の普及がまだ初期段階であることを改めて感じさせる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年10月29日から11月5日にかけて、スマートフォン利用のインターネット経由形式で男女15-59歳に対してオープンアンケート調査形式で行われたもので、有効回答数は998人。端末比はiPhone301人、Android697人。

調査母体の男女構成比は次の通り。本文中では「アンケート回収数の傾向であり、実勢値ではない」とはあるものの、実勢上の雰囲気に近い感はある。

↑ 調査母体における端末別男女比(※アンケート回収数の傾向であり、実勢値ではない)
↑ 調査母体における端末別男女比(※アンケート回収数の傾向であり、実勢値ではない)

デジタル系アイテムはよほど女性向けのプロモーションを強力に推し進めない限り、展開浸透初期は男性(、そしてデジタルリテラシーの高い若年-中堅層)が保有者の中心となり、普及を引っ張る役目を果たす場合が多い。その観点からすると、iPhoneは相当レベルにまで一般に普及していると考えることができる。なお元資料には年齢階層の区分もあるが、その値もAndroid端末保有者は20-49歳層が圧倒的に多く、いわゆる「ギーク」な人たちが率先していることがうかがえる。

それでは各端末の利用者はどのような種類のアプリをダウンロードしているのか。iPhone単独なら【男女で、そして世代で異なるiPhoneのアプリ利用傾向】【iPhoneユーザーが最もよく使うアプリは?】などのような話があるが、Androidとの比較は珍しい。

↑ ダウンロード経験のあるアプリジャンル(上位17位)
↑ ダウンロード経験のあるアプリジャンル(上位17位)

まず全体的に目に留まるのは、AndroidユーザーはiPhoneよりもダウンロード率が低い傾向にあること。これは日本国内で利用できるアプリの市場という点で、Androidがまだ発達途上の段階にあるからと見てよい。今後本体の普及と共に、市場も拡大していくに違いない。

また上記にあるようにAndroidユーザーはデジタルリテラシーの高い人が多い事もあってか、実用的なアプリ(天気やニュースなど)の利用率がiPhoneより高い傾向にある。一方ゲームやグルメ・レシピ、エンタメ、ブログやSNS、本・雑誌・コミックなどの一般的な(エンタメ色の強い)アプリはiPhoneの方が圧倒的に値が高い項目が多い。これは元々の女性比率が高いこともあるが、より幅広い層にiPhoneが受け入れられており、必然的に使われるアプリの層も広範囲なものとなった結果と考えられる。

もっともAndroidの偏り気味な傾向も、かつてiPhoneが歩んできた道に他ならない。機種のスタイルや「アップル」というブランドのある無しを考えると多少の違いは生じるものの、Androidも早ければ今年中にはiPhoneと似たような状況に移り変わると見てよいだろう。

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