『モンスターハンターポータブル 3rd』の貢献でカプコンの営業利益は165.1%増

2011/02/03 07:09

モンハン【カプコン(9697)】は2011年2月2日、2011年3月期第3四半期決算短信と共に業績報告を行った。それによると同社の同年第3四半期連結業績は前年同期比で売上高プラス41.6%・営業利益プラス165.1%と堅調な値を示すことになった。【国内PSPタイトルで史上最速・「モンスターハンターポータブル 3rd・400万本出荷】などにもあるように、プレイステーションポータブル用ハンティングゲーム『モンスターハンターポータブル 3rd』のセールスが堅調なのが大いに貢献したとカプコン側では説明している(【発表リリース】)。

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リリースによれば同社の2011年3月期・第3四半期までの連結業績は

売上高……707億73百万円(前年同期比41.6%増)
営業利益……127億69百万円(前年同期比165.1%増)
経常利益……113億3百万円(前年同期比135.7%増)
四半期純利益……68億36百万円(前年同期比294.8%増)

となり、すこぶる堅調。冒頭でも触れたように『モンスターハンターポータブル 3rd』の記録的ヒットに加え、海外では『デッドライジング2』も好調。その他『スーパーストリートファイターIV』が手堅く推移したほか、国内では『戦国BASARA3』や『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』などが程良く伸びたことなどが業績に貢献。

カプコンでは各事業セグメント毎に概況を発表しているが、それらをまとめると次のようになる。

↑ カプコンの2011年3月期・事業セグメント別第3四半期連結業績(億円)
↑ カプコンの2011年3月期・事業セグメント別第3四半期連結業績(億円)

↑ カプコンの2011年3月期・事業セグメント別第3四半期連結業績(営業利益率)
↑ カプコンの2011年3月期・事業セグメント別第3四半期連結業績(営業利益率)

売上・利益の大半を占める「コンシューマ・オンライン事業」で『モンスターハンターポータブル 3rd』の躍進による売上増が全体にも大きく貢献したこと、営業利益率もかさ上げした事などが見て取れる。なお全事業の営業利益を足すと会社全体の営業利益を超えてしまうが、これは各セグメントに該当・配分していない全社費用29億3300万円が存在し(主に各事業に帰属しない一般管理費)、会社全体の営業利益ではこの額が差し引かれているため。

またこれらの数字からは、(カプコンに限れば)キャラクタライセンス事業が利益の出やすい事業であること、モバイルコンテンツが売上こそ小さいものの利益率の高い事業であることも分かる。

カプコンは過去においても事業セグメント別に売上・営業利益・営業利益率を公開しており、非常に興味深いものがある。機会があればもう少し深くチェックを入れることにしよう。

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