買い手の需要は分譲住宅にスライドか・2010年12月新設住宅戸数7.5%増

2011/02/02 12:00

国土交通省は2011年1月31日、2010年12月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると12月の新設住宅着工戸数は前年同月比で7.5%増の7万4517戸となり、先月の増加に続き7か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積は10か月連続しての増加で、12.8%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


具体的な内訳は持家が11.8%と14か月連続の「増加」、貸家は8.4%の「減少」、分譲住宅は37.6%の「増加」。今月も先月に続き貸家がマイナスとなった。他の持家・分譲も共に上昇はしているものの、先月とほぼ同じ水準を継続しており、もう少し様子を見守る必要がある。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2010年12月分まで)

従来のパターンであればこのあと、「国土交通省では同日、住宅着工に一か月ほど先行するとされている建築確認件数も発表している(「最近の建築確認件数等の状況について」発表リリース)。これによると今回発表された……」となるはずなのだが、同日に発表された形跡が無い。翌日になっても見当たらないので国土交通省に問い合わせたところ、「最近の建築確認件数等の状況について」については今回から発表の中身・形式を幾分変更するとのことで、定期発表は月の初旬から中旬にずれこむとの話。そこまで待つほどのものでもなく、昨今では「同月の値に連動しつつあるのではないかという懸念」云々としていたように、「先読み」の価値も薄れてきたので、今回以降併記は行わないことにした。

一方昨今の情勢を鑑みるに、「分譲住宅を次々建築しているのは良いが、買い手のニーズが追い付いているのか、過剰供給に陥っているのではないか」という懸念はある。今しばらく状況を注意深く眺めた方が良さそうだ。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー