ゲーム購入時のポイント、「一人プレイ」「大人が楽しめる」「ストーリー」以上に重要なのは?

2011/02/06 06:19

親子でゲームで遊ぶマイボイスコムは2011年1月25日、ゲームの利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちゲーム機やゲーム機能のある機器で遊ぶ人においては、ゲームを購入する際の最重要ポイントは「価格が手頃であること」だった。次いで「一人で楽しめる」「大人が楽しめる」「ストーリーが良い」が続いている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年1月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1905人。男女比は1対1、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代30%・40代30%・50歳以上28%。

【任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」発売日は2011年2月26日、価格2万5000円に決定】でも紹介した[任天堂(7974)]の次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」をはじめ、世間一般には多種多様な据え置き型・携帯型の家庭用ゲーム機が存在する。そしてパソコンはもちろんのこと、携帯電話やスマートフォンなどでも多種多様なゲームが提供され、ゲーム機器としての利用もできる。

それらのゲーム機やゲーム機能のある機器で、実際に遊んでいる人は全体の7割近く。ほぼ毎日遊んでいる人も16.3%に達している。

↑ ゲーム機やゲーム機能がある機器で遊ぶ頻度は(パソコンや携帯電話のアプリ含む)
↑ ゲーム機やゲーム機能がある機器で遊ぶ頻度は(パソコンや携帯電話のアプリ含む)(再録)

この7割近くの「ゲームで実際に遊んでいる」人に、ゲーム機などで遊ぶゲームソフトを購入する時に、どのようなことが決め手となるのかについて、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。もっとも多くの人の同意を集めたのは「価格が手頃」で、半数近くに達していた。

↑ ゲーム購入時に決め手になること(複数回答、ゲーム機やゲーム機能がある機器で遊ぶ人限定)
↑ ゲーム購入時に決め手になること(複数回答、ゲーム機やゲーム機能がある機器で遊ぶ人限定)

各種内容を差し置いて価格がトップについているのを見ると、昨今のゲームプレイヤーのお財布事情をかいま見られるのと共に、購入の際にコストパフォーマンス(単なる容量や面数、キャラクタの数などではなく、満足感・充実感などに値する価格か否か)を強く意識していることがうかがえる。また「購入しない」が11.0%確認できるが、これは携帯電話やパソコンなどにおける、無料ゲームソフトの類という意味だろう(特定タイトルにこだわらなければ、特にパソコン上のソーシャルゲームなどで無料で遊べるゲームは山ほど存在する)。

次いで多いのは「一人で楽しめる」。ソーシャルゲームや多人数同時参加型オンラインゲームが流行する昨今、「おや?」と思う感は否めない。しかし同調査別項目で「遊ぶジャンル」の上位にロールプレイングゲームと共にパズルゲームがついているところを見ると、「わざわざ他人との対戦や共同プレイではなく、一人ですぐに遊びたい」「シンプルにゲームを楽しみたい」という意向が透けて見える。

↑ 遊ぶゲームのジャンルは(複数回答、ゲーム機・ゲーム機能がある機器で遊ぶ人限定)
↑ 遊ぶゲームのジャンルは(複数回答、ゲーム機・ゲーム機能がある機器で遊ぶ人限定)(再録)

第三位は「大人が楽しめる」、第四位は「ゲームのストーリーが良い」。子供向けのキャラクタや内容ではなく、大人でもじっくりと、それこそ小説を読み進めるかのように堪能できるゲームが求められているとも解釈できる。それと相対する形で「子供と一緒に遊べる」が第五位についている動きを見ると、ゲームのニーズは一つに集約されることはあり得ないという事実が改めて理解できる。

意外なのは「家族や友人・知人などの評判が良い」「インターネット・テレビなどで話題になっている」「周囲の友人が持っている」など、いわゆる「クチコミ系情報」の順位がさほど高くない点。もちろん無影響というわけではないが、それより上位に(口コミ情報が影響を与えているにしても)購入者本人の意思的な項目が占めているのを見ると、他人の情報にふらつくことなく、自分の判断がゲーム購入の決め手となっているのが分かる。「他人が良いと言っていたから」のような、動機としては今一つ強くないレベルで購入する(衝動買いに近い)ほど、気軽にソフトを買う時代ではないともいえる。

リリースのコメントによると、女性は「子供と一緒に遊べる」「家族や友人・知人などの評判が良い」の項目で男性より多い同意率を見せている(オレンジ部分)。また「ゲームのストーリーが良い」「インターネット・テレビなどで話題になっている」は若年層ほど高い値を示している(濃い青の部分)とのこと。それぞれの属性における、ゲームに限らず物品購入時の意思決定に与える影響の違いをかいま見ることができ、興味深い動きといえよう。

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