「ニンテンドー3DS」知っている人は6割足らず
2011/01/31 07:20


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今調査は2011年1月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1905人。男女比は1対1、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代30%・40代30%・50歳以上28%。3DSについては1月8日から10日まで幕張メッセで「NINTENDO WORLD 2011」が開催され、多くの情報が開示されており、今件はその直前での調査結果であることを留意しておかねばならない。
任天堂の次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」だが、調査時点における認知度は6割足らず。内容まで知っている人は1割程度でしか無かった。

↑ 「ニンテンドー3DS」を知っているか
「NINTENDO WORLD 2011」直前とはいえ、任天堂の新機種としてはやや少なめの感は否めない。
この「知っている人」約6割に、調査時点で「ニンテンドー3DS」を購入したいか否かを聞いたところ、購入意向を持つ人は3割近くだった。

↑ 「ニンテンドー3DS」を購入したいか(知っている・聞いたことがある人限定)
「とても購入したい」という強い購入意向を持つ人が5.2%しかおらず、一方で強い否定「まったく購入したいと思わない」が3割を超えているあたり、この時点では様子見を決め込んでいる、あるいは心引かれる情報がまだ展開されていない様子がうかがえる。
全体的にはソフトのラインアップ情報が不足していること、価格が(他の携帯ゲーム機と比べて)割高なことなどから、勢いが今一つの雰囲気がある。この2つのグラフを掛け合わせ、調査母体全体における認知度・購入性向を算出すると、その「雰囲気」が良く分かる。

↑ ニンテンドー3DSの認知度・購入性向(認知している人は購入したいか否か)
調査時点で購入意向を持つ人は全体の16.1%。知っているが買いたいとは思わない人は約4割、知りもしない人が4割強という結果。情報の露出、知っている人への啓蒙共に不足気味なのがうかがえよう。
ニンテンドー3DSの発売まであと一か月を切っている。DSシリーズの後継機として再びワールドワイドでダイナミックなまでの広まりを見せることができるのか、非常に気になるところだ。
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