ノンアルコールビール飲用者は約1/3、理由は「ビール飲用気分を味わえる」

2011/01/30 06:34

ノンアルコールビールマイボイスコムは2011年1月25日、ノンアルコールビールに関する調査結果を発表した。それによると成人で構成される調査母体においては、ノンアルコールビールを飲んでいる人は約1/3程度であることが分かった。また飲用理由については「飲めない時や酔うと困る時でも、飲む気分を味わえる」という回答がもっとも多く、次いで「飲めない時や酔うと困る時でも、飲む場に参加できる」が上位についている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年1月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1816人。男女比は1対1、年齢階層比は20代11%・30代30%・40代31%・50歳以上28%。

「ノンアルコールビール」とは言葉の通り「アルコールの入っていない、しかしビールのような見た目や香り、味わいなどを持つ飲料」(いわゆるビールテイスト飲料(ビールの味がする飲料))。だが酒税法の関係上1%未満のものは「お酒では無い」と区分されるため、実際にはアルコールを微量に含まれるものも該当してしまう。また、表示上はアルコール成分「0.0%」でも、四捨五入での表示のため、実際には「0.0*%」含有のものもある。そのためアルコールを敬遠する(場面の)人向けにも関わらず、多くの人から敬遠されるというジレンマを抱えていた。ところが2009年に「キリンフリー」が【世界初のアルコール0.00%】を達成。微量のアルコールに対する不安を払しょくするものとなり、追随他社の商品とも合わせ支持を拡大しつつある。

今調査母体では、その「ノンアルコールビール」を飲んでいる人は1/3近くに達している。

↑ ノンアルコールビールを飲む頻度
↑ ノンアルコールビールを飲む頻度

週一回以上に限定すれば5.3%。単純な「アルコール飲用頻度」の並列調査が無いので比較はできないが、「成人の20人に1人がノンアルコールビールを週に一度以上はたしなむ」という結果は、それなりの普及度といえる感はある。

それではその飲用者たちは、なぜノンアルコールビールを口にするのだろうか。

↑ ノンアルコールビール飲用理由(複数回答、飲用者限定)
↑ ノンアルコールビール飲用理由(複数回答、飲用者限定)

最多理由は「飲めない時(例えば自動車を運転する必要がある時)や酔うと困る場面(例えば直後に仕事がある場合)でも、ビールを飲む気分を味わえる」というもの。要はビールの代替品としてノンアルコールビールを選択するというものだ。代替品ということだけならば麦茶でもウーロン茶でも炭酸飲料でも良いのだが、見た目やのど越しという点で「それっぽさ」を自身で体感できる方が、一層自分も周囲も「そのような気持ち・気分」になれる。「酔っている自分」を演じる舞台での小道具のようなもの、と考えれば良いのだろう。

次いで多い意見は「飲めない時や酔うと困る場面でも、お酒を飲む場に参加できる」。トップと似たような選択肢ではあるが、こちらは自分自身が「お酒を飲んでいるような気分」になる必要は無い。あくまでもその場に参加するための「パスポート」のようなもの。やはりウーロン茶などでも問題はないはずだが、場での盛り上がりを考えたと上での配慮ということか。同様の意見として「お酒が弱くても、お酒を飲む場に参加できる」などもあり、これらを合わせるともう少し今意見の賛同者は増えることになる。



ビールを飲む場面ではそれ自身の味わいを楽しむ場合もあれば、その場の雰囲気を楽しむ場合もある。後者ならばその場に居れば良いだけの話で、お酒が飲めない人でも参加して問題ないはずだが、やはり「浮いてしまう」ため参加を残念する人も少なくない。そのような状況を解消する一つの手立てがノンアルコールビールといえる。

ちなみに今調査母体の中でノンアルコールビール飲用者のうち「0.00%」の商品を対象に聞いた限りでは、一番飲まれているのは「キリンフリー(キリンビール)」で、78.0%にも達している(複数回答)。やはり「はじめの一歩」を踏み出せた先駆者が非常に強い、ということなのだろう。


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