【更新】ヨーロッパの財政問題はなかなか進展せず…海外投資家、12週連続の買い超し(11/01/27)

2011/01/27 19:30

東京証券取引所は2011年1月27日、2011年1月17日から1月21日(1月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆5183億9199万8000円なのに対し、買い総額は3兆5700億1077万5000円となり、差し引き516億1877万7000円の買い超しとなった。これは先週から続いて12週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人と証券会社は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

スポンサードリンク


1月17日から1月21日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……2138億6362万7000円/5732億1575万4000円(2138億6362万7000円売超)
・個人……1兆2198億6667万5000円/1兆3693億0638万6000円(1494億3971万1000円買超)
・外国人……3兆5183億9199万8000円/3兆5700億1077万5000円(516億1877万7000円買超)
・証券会社……1046億7130万2000円/1123億1241万5000円(76億4111万3000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

12月20日-24日……232億4283万2000円買超
12月27日-30日……466億1151万3000円買超
2011年1月4日-7日……2527億8839万8000円買超
1月11日-14日……2920億4084万0000円買超
1月17日-21日……516億1877万7000円買超

今年に入ってからは今回計測週が初めて通常の5営業日稼働による計測週となるわけだが、日経平均株価はやや低迷気味で、特に21日は大きな下げを見せ、チャート的にも崩れた状態となった。不安定な為替の動向が主な要因で、また、ヨーロッパの財政問題がなかなか進展しないのも大きな要因。外国人投資家は買い超しを続けているが、それでもなおこの低迷ぶりである状況を見ると、株価の上値に対する重しは相当なものがあるかもしれない。

先週「この一、二週間の動きが今春までの株価推移を決める大きなカギとなる」とコメントしたが、今回計測週に限れば「まだ様子見」というところ。やや下ぶれしそうな雰囲気ではあるものの、再び上に跳ねる可能性も秘めている。もしかするとどっちつかずの動きは、2月頭まで続くのかもしれない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー