【更新】2010年12月度コンビニ売上高は3.3%のプラス・たばこ売上は前年上回る

2011/01/21 19:30

日本フランチャイズチェーン協会は2011年1月20日、2010年12月度におけるコンビニエンスストアの統計調査月報を発表した。それによると12月はたばこ増税に伴う駆け込み需要の反動、価格値上げによる買い控えなどの影響は売上金額の面で回復基調にあり、来店客数も増加を見せることで、既存店ベースの売上高は前年同月比+3.3%と2か月連続のプラスを記録した([発表リリース、PDF])。

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今調査の概要は、過去の記事のまとめ【コンビニエンスストア(日本フランチャイズチェーン協会発表)】上で説明済み。そちらで確認のこと。

各データについて前年同月比は次のようになる。

●店舗売上高:既存店は2か月連続のプラス、全店も2か月連続のプラス
・全店ベース……+5.6%
・既存店ベース…+3.3%

●店舗数(前年同月比)
・+1.7%

●来店客数:既存店は2か月連続のプラス、全店も2か月連続のプラス
・全店ベース……+3.4%
・既存店ベース…+1.3%

●平均客単価:既存店は3か月ぶりのマイナス、全店も3か月ぶりのプラス
・全店ベース……+2.1%(615.5円)
・既存店ベース…+1.9%(609.4円)

●商品構成別売上前年同月比(全店ベース)
・日配食品……+5.3%
・加工食品……+2.5%
・非食品………+8.5%←たばこ駆け込み需要反動はリカバー
・サービス……+2.1%
・合計…………+5.6%

※既存店……1年以上営業中の店舗

12月は昨年の同月が大きなマイナスを見せていたことから、その反動もあり、さらにたばこ値上げによって一時的に減少した、たばこの売り上げ減に伴う非食品項目の低迷も回復へ。先月「一連のドタバタは早くも収束の気配が感じられる状況に」と言及したが、今月のデータを見る限りでは「収束」ではなく「終息」した感はある。

「たばこ値上げ」の影響は
早くも終息、か。
今回のたばこの値上げは過去のと比較しても値上げ幅が非常に大きく、それゆえに値上げ前の駆け込み需要・値上げ後の反動の幅がダイナミックなものとなった。この大きな「振れ幅」から、需要の回復あるいは通常ペースの動向に戻るまでは半年前後はかかるのではないかという懸念もあったが、たばこの販売本数動向から予測できたように、回復ペースも極めて早い。

客単価も久々にプラスで、これは嬉しい限り。コンビニに限らず主要小売業者共通の「悩みの種」が少しでもポジティブに向かうことで、今後の展開にも期待できる。もちろん消費者側のライフスタイルの変化に合わせた、中長期的な戦略が必要な状況であることに違いは無い。

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