子供が攻撃的なふるまいをした時の対処法、そして「タイムアウト」とは

2011/01/14 12:10

タイムアウト用の椅子子供達は自分の感情を適切に表現できる手法を学んでいく過程で、積極的・攻撃的なふるまいをするようになる。それは保護者から見れば単なるわがまま、あるいは何の裏付けも無いかんしゃくに見えるかもしれない。。【アメリカ小児学会(AAP、the American Academy of Pediatrics)】【HealthDay】を介し、子供が攻撃的な振る舞いを見せるようになった時に対する保護者への提案を行っている。

スポンサードリンク


・子供に対して家庭でのルール、原則、決まり事を教え聞かせる。そしてそれを一貫して実行する(ダブルスタンダードは厳禁)。

・かんしゃくや攻撃的振る舞いの際のリスクを減らすため、危険な物品を子供の手の届かないところに移動させる。

・子供が良いことをしたら微笑みで応え、ほめたたえる。

・子供に対して、静かに適切な言い回しを用いて自分の意思を伝えることが、暴れたり怒ったりしながら表現するよりも良い方法であることを教え聞かせる。

・してしまった攻撃的な行為そのものをとやかく責め立てるのでは無く、攻撃的な行為で相手を傷つけることそのもの(一般論的に、という意味)について、決して許されるべきではないことを念入りに教え込む。

・一歳くらいの子供がかんしゃくを起こした場合、「タイムアウト」の手法を用いる。

タイムアウト「タイムアウト」とは子供に対するペナルティの手法の一つで、アメリカでよく使われる手法。生活の場、遊んでいるエリアから強制的に移動させ、離れた場で(・に隔離し)一定時間を過ごさせるというもの(壁に向かい合わせにさせる、専門の椅子に座らせる場合もある)。突然自分のいる、望む行動をしている状況が変化させられることでペナルティを感じると共に、落ち着いた場所に移動させられることで冷静さを取り戻す機会を与えることにもなる。ただし暗い場所、例えば押し入れや物置に閉じ込めると、それがトラウマになってしまうので厳禁。

「タイムアウト」の時間は年齢分(例えば3歳なら3分)が適切といわれている。また、「タイムアウト」の最中、あるいは終わった直後に「なぜ自分はタイムアウトさせられたのか」「どうしたらいいのか、何をしてはいけないのか」を保護者がしっかりと教える必要がある。

これに連動する形で「カウント123」というのもある。子供が良くないことをしていた場合、最初に「次にやったらタイムアウトだよ」と警告する。それでも止めない場合、「1、2、3……」と子供に聞こえるようカウントダウンをし、「3」でも止めなかったら「タイムアウト」に移行するという手法だ。大抵の場合、カウント途中で子供は止めてしまう(イヤな「タイムアウト」に行くことを学んでいるから。またカウントで時間切れになるからこそ「タイムアウト」と呼んでいる)。



子供に行儀、正しい生活様式を教え、学ばせるのは並大抵の努力では済まない。今回の項目もほんの一部に過ぎないし、絶対的な成功方程式でも無い。状況に応じて臨機応変に対応するのがもっとも正しい手法といえる。

忘れてはならないのは、「保護者が知っていることを子供もすでに知っている、とは思わないこと」。自分が知っていることはこれまでの長年の経験や学習で習得してきたものがほとんど。生まれながらに知っていることなどたかが知れている。周囲の人の教示や経験でたくさんのことを学び、社会生活を営める「人間」として成長していくのだから。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー