iPhone4に加えてGALAPAGOS 003SHまで…しかし純増数ではSBMがトップ継続(2010年12月末携帯電話契約数動向)

2011/01/11 16:05

電気通信事業者協会(TCA)は2011年1月11日、2010年12月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年12月末時点の携帯電話の契約数は1億1706万0900件となった。これは前月比で0.6%のプラスになる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが32万4900件の増加で先月から続き主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2010年12月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億1706万0900件
・事業者別
 NTTドコモ……5721万0000件(+16万9600)
 au(KDDIなど)……3252万7400件(+9万5400)
 ソフトバンクモバイル……2439万9900件(+32万4900)
 イー・モバイル……292万3600件(+7万1400)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

12月も11月同様に純増数の動向は通常スタイルの動きを見せている。11月では上昇にやや停滞感がただよったソフトバンクモバイルも再び上昇。iPhone4の売れ行きは堅調で、さらに12月17日に発売されたアンドロイドOSを搭載したシャープ製スマートフォン「GALAPAGOS 003SH」がその上昇機運に大きく貢献している。

順位こそソフトバンクモバイルにトップを譲ったもののNTTドコモの伸びも大きく、11月の2倍近く。これは引き続き「在庫があればあるだけ売れていく」という表現が決してオーバーで無い「GALAXY S」によるところが大きい。また12月3日に発売されたおサイフケータイ対応のスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」も見逃せない。

第三位に甘んじることになったKDDI(au)だが、11月26日発売の「ISO3」が堅調な動きを見せているが、今一つ他キャリアと比べるとパンチ力不足は否めない。数字もその雰囲気をそのまま反映している感はある。

【携帯電話の普及率推移をグラフ化してみる(2010年版)】で解説しているが、携帯電話の普及率はすでに9割を超え、特に若年層には欠かせない生活アイテムとなっている。携帯電話そのものの台数も【1世帯2台以上は当たり前?…携帯電話普及率などをグラフ化してみる】で示しているように、「1世帯当たり」の台数は2台を超えている。

今後はさらに浸透が深まるソーシャルメディアへのアクセスを軸に、幅広い層への展開(特に未開拓部分が大きい高齢者)、施策が期待される(新興国ではパソコンを使わず、いきなり携帯電話でインターネット、特にソーシャルメディアへのアプローチというパターンで急速にネット人口が増加する傾向が確認できる)。そして電子書籍など関連分野との連動も合わせ、「スマートフォン」の動きを注目したい。すでにここ数か月においては携帯電話の契約数増減の観点でも、重要な位置づけを占めている。今後ますますこの比重は高まるに違いない。

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