大豆食品選択時にも表れる「食の安全」への意識

2011/01/13 12:10

食の安全マイボイスコムは2010年12月27日、大豆食品に関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、大豆商品を買う時にもっとも気になる事柄は「原産国・国産か否か」であることが分かった。「価格」や「味」以上に産地を気にしており、食の安全に対する関心度の高さが大豆食品の選択にも大きく影響しているのが分かる。また過去のデータと比較してみると、「味」「添加物の有無」「遺伝子組換か否か」が時間の経過と共に気にならなくなるのに対し、原産国・国産か否かについてはより多くの人が気にするような傾向が確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年12月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1626人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代30%・40代32%・50歳以上25%。

健康に良い、価格が比較的安価ということもあり、大豆食品を意図的に食べている人は少なくない。

↑ 健康のために意識的に食べたり飲んだりしている大豆食品(複数回答)
↑ 健康のために意識的に食べたり飲んだりしている大豆食品(複数回答)(再録)

それではその大豆食品を購入する際に、何か気になることはあるだろうか。複数回答で聞いた結果が次のグラフで、トップには「原産国・国産か(否か)」がついた。

↑ 大豆食品購入時に気になること
↑ 大豆食品購入時に気になること

「価格」「味」など食品購入全般で気になること、昨今豆類で話題となっている「遺伝子組換か否か」の項目を差し置いて「原産国」が注目されているのが分かる。【「楽」から「安全」へ・3年間で大きく変わった食への想い】などでも触れているが、産地偽装問題や中国産の食品に関する安全性の懸念などが度重なったことで、産地に対する関心が高まった結果と考えてよい。

この「原産地≒食の安全への関心の高まり」が良く分かるのが次のグラフ。今回も含めて過去三回分の調査結果を併記したものだが、「原産国・国産か否か」の項目は回答率が上昇する一方で、他の主要項目は逓減しているのが見て取れる。

↑ 大豆食品購入時に気になること(過去データとの比較)
↑ 大豆食品購入時に気になること(過去データとの比較)

少しずつ減っているとはいえ、「味」「遺伝子組換か否か」「添加物の有無」「有機栽培」などの項目も、関心項目としては決して低い値では無い。しかし原産地への関心の高まりを見ると、消費者の間で優先順位の組み換えが起きているのかもしれない。それは昨今の食品スーパーなどでの表示方法や、売れ行きを見ても、何となくではあるが分かるというものだ。

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