禁煙したい女性、その理由は?

2011/01/13 19:30

禁煙イメージネットエイジアは2011年1月5日、女性喫煙者に関する調査結果を発表した。それによると女性の喫煙者である調査母体のうち禁煙意向を持つ人においては、「健康を考えて禁煙したい」と考えている人がもっとも多いことが分かった。8割強の人が該当する。次いで禁煙意向理由として「金銭的な負担」「肌荒れなどの美容」が続いている。年代別では歳を経るに連れて禁煙意向理由の各項目の値は減るが、唯一「健康を考えて」の回答項目は増加する傾向が確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は携帯電話を用いたインターネット経由で、全国の20歳以上の女性で2010年9月の一か月間と2010年10月の一か月間にどちらも習慣的にたばこを吸った、と答えた553人に対して行われたもの。調査期間は2010年11月30日-12月3日。年齢階層比は20代102人・30代199人・40代211人・50代41人。

今調査母体で、調査時点において禁煙したい人は大体三分の二。

↑ たばこを止めたいと思うか
↑ たばこを止めたいと思うか(再録)

その禁煙希望者に対し、どのような理由で禁煙を考えているのか、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。「健康を考えて」「金銭的な負担」がほぼ同数で断トツな結果となっている。

↑ あなたがたばこを止めたいと思う理由(複数回答)(止めたいと思うと回答した人限定)
↑ あなたがたばこを止めたいと思う理由(複数回答)(止めたいと思うと回答した人限定)

第三位以降とトップ・第二位との差は30ポイント以上あり、「健康を考えて」「金銭的な負担」の二つが事実上女性スモーカーの禁煙理由と考えてよい。あえて過半数超ということで「肌荒れなどの美容」を入れても良いが、大意では「健康を考えて」に含めることもできよう。

これを年齢階層別に見たのが次のグラフ。非常に分かりやすい経年傾向が確認できる。

↑ あなたがたばこを止めたいと思う理由(複数回答)(止めたいと思うと回答した人限定)(年代別)
↑ あなたがたばこを止めたいと思う理由(複数回答)(止めたいと思うと回答した人限定)(年代別)

「金銭的な負担」をはじめ、ほとんどの項目で歳を経るほど禁煙理由として挙げる人が減少している。この部分だけを見ると「禁煙意向そのもの減ってても良いのでは?」と感じるのだが、経年別の禁煙意向者そのものの割合は減っていない。その分トップの「健康を考えて」の回答率が上昇し、補完しているからに他ならない。

禁煙また、「肌荒れなどの美容」「服や髪ににおいがつく」など、見た目や他人からの評価においてですら経年と共に禁煙理由からは減少していくのに、自分自身の健康については上昇していくところを見ると、「歳と共に見てくれ云々よりも自分の体の維持の方が大切になる」という事実を再確認することもできる。

元々若年層でも8割超えと高い値ではある。が、中堅層以上の女性に禁煙を促すのなら、直接勧めるのではなく間接的に「自分自身で健康を考える」ように、色々と情報を提供するなどの啓蒙活動を行うのが効果的かもしれない。


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【年齢別成人喫煙率をグラフ化してみる(2009年度反映分)】

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