2011年の新成人は124万人・過去最少値…新成人人口の推移をグラフ化してみる

2011/01/03 07:24

新成人総務省統計局は2010年12月31日、2011年1月1日現在における「卯(う)年生まれ」の人口と「新成人」の人口の推計データを発表した。それによると卯年生まれの人口は1008万人で、新成人人口は124万人という推計となった。新成人人口は統計データが残っている1968年以降は起伏を繰り返しながら全般には減少傾向にあり、はじめて総人口に占める割合が1%を割り込むことが確認されている(【発表リリース】)。

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卯年生まれの人口は1008万人で、そのうち男性は490万人・女性は517万人。総人口1億2736万人に占める比率は7.9%。出生年別に見ると、2011年中に60歳になる昭和26年生まれの人が186万人でもっとも多い。これは第一次ベビーブーム後に該当する。次いで第二次ベビーブーム直後の昭和50年生まれの人が183万人で多く、いずれもベビーブームと関係が深いことが分かる。

一方、新成人(2010年中に成人に達した人、2011年1月1日現在20歳)の人口は124万人。男性が女性より2万人多い。

↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)

新成人の人口推移を見ると、グラフ左端の1970年が一番多い。これは第一次ベビーブーム世代が成人に達したことによるもの。その後減少を続けているが、1980年以降再び増加を見せ、第二次ベビーブーム世代の人が成人に達する1995年前後に再び増加を見せる。その後減少傾向を再開し、今はそれが継続中な状態といえる。

今回発表された2011年の新成人124万人は、データが残っている範囲では過去最低数で、もっとも多かった1970年の246万人のほぼ半数。さらに総人口に占める比率も減少し続け、こちらも初めて1%を割り込んでいる。これは「人口そのものの減少」「若年層人口の減少」の2つの状況を表していることになる。

なお1987年に大きなへこみが確認できるが、これは昭和41年・丙午年生まれの人が成人した年。いわゆる「丙午信仰・迷信」により出産数が極端に少なかったことに起因するものである。

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