ジャスコやダイエーなどの総合スーパー、最重視点は「価格」「便利な場所」それとも…?

2011/01/02 07:17

総合スーパーマイボイスコムは2010年11月25日、大手スーパーの利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち総合スーパー(ジャスコやイトーヨーカドー、西友、ダイエーなど)を利用する人においては、利用の際の重視点としてもっとも多くの人が挙げたのは「品揃えの豊富さ」であることが分かった。次いで「立地条件の良さ」「価格の手ごろさ」がつき、この3点が過半数の同意を得られている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1865人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代32%・40代32%・50歳以上23%。

毎月報告しているチェーンストア業界の営業業績レポートに目を通していただければお分かりの通り(【一覧ページ】)、いわゆる総合スーパーは昨今において苦戦を強いられている。食料品部門は健闘を見せているものの、その他部門、特に衣料品や住関品の分野では他種小売やインターネット通販にお客を奪われている感は否めない。しかし総合スーパーを利用する人そのものは多数に及んでおり、今調査でも94.9%が(頻度はともあれ)利用すると答えている。

それではその利用者たちは、総合スーパーを利用する際にどのような点を重視するだろうか。複数回答で聞いたところ、「品揃えの豊富さ」をトップに挙げる人がもっとも多く、7割近くに達していた。

↑ 総合スーパーを利用する際に重視する点(利用者限定)(10%以上回答のみ)
↑ 総合スーパーを利用する際に重視する点(利用者限定)(10%以上回答のみ)

オールマイティさ、浅くとも広く、多種多様、表現は色々あれど、総合スーパーは「色々な商品」を取り扱うイメージが強く、また実際によほど突拍子も無いものでなければ、ズバリそのものでなくとも類似ジャンルの商品は手に入る。一度足を運べば大抵のものは購入できるという安心感、便利さが重視されるのは納得がいく。

第二位は「立地条件の良さ・便利な場所にある」。いくら品揃えが豊富で価格が手頃でも、交通の便が悪いのでは魅力も半減してしまう。これは第四位の「駐車場の充実」とも密接に連動しており、要は「気軽に足を運べる場所にあること」が求められているのに他ならない。

品揃えばっちり「価格が手頃」は第三位。上位二つと合わせ「品揃えの豊富さ」「立地条件の良さ」「価格の手ごろさ」が6割を超えており、この3点が「総合スーパーの利用の際の3大重視点」ともいえる。逆にいえばこれらの点について、スーパー側が十分配慮しなければならないのだが、「価格」が三番目に留まっているのは意外。総合スーパーの利用客にとっては、価格の安さよりも品揃え・足の運びやすさを重視しているということなのだろう。

足の運びやすさは店そのもの引っ越しを考えねばならないので改善は難しいが(それでも駐車場の整備や地域インフラとの提携など、手が無いわけではない)、品揃えの豊富さは総合スーパー側が対処できる内容。商品棚のあちこちに品切れの場所が見受けられるようでは、お客の期待感に応えることはできないだろう。

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