「面倒くさい」一番この言葉が当てはまるのは…?
2010/12/30 07:19


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今調査は2010年4月28日から5月13日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3802人。男女比は52.4対47.6、年齢階層比は10代0.6%・20代8.5%・30代28.1%・40代32.8%・50代18.9%・60歳以上11.0%。
調査母体においては頻度の違いはあれど、「面倒くさい」と口にしている人は96.1%に達している。

↑ 普段「面倒くさい」と言うか
この96.1%の「面倒くさいと言う人」に対し、その言葉が意味するところ・ニュアンスを複数回答で聞いたところ、一番多かったのは「手数がかかる」で69.1%にも達した。次点は「わずらわしい」で66.9%。この2項目が過半数に達している。

↑ 「面倒くさい」はどのような意味合い・ニュアンスで使うことが多いか(複数回答、言う人限定)
「面倒くさい」という言葉は、実際に口から発せられる場面や相手などでニュアンスは微妙に異なる。またそれが語った相手や第三者に誤解を生む可能性があるのが、まさに「面倒くさい」、もといやっかいな話ではある。
それではその「面倒くさい」と思う事柄にはどのようなものが挙げられるか。複数回答で該当するものを答えてもらったが、最多回答数を集めたのは「電話や訪問セールス」だった。ほぼ半数の人が「セールスは面倒くさい」と考えている。

↑ 「面倒くさい」と思う事柄(複数回答、言う人限定)
回答者の中には訪問セールスや電話セールスを生業とし、「仕事をするのが面倒だ」との意味合いで回答した人もいるかもしれない。しかし大多数は「何度となく来訪したりかけてきてしつこい」「いちいち応対しなければならず邪魔だ、拒否したい」というニュアンスによるもの。よほど嫌われていることが容易に想像できる。
また、第三位の「人間関係」以降、「ご近所づきあい」「親戚づきあい」など、対人関係において「面倒だ」と感じている人が多いのが気になる。人付き合いそのものを敬遠する傾向があるのだろうか。
棒グラフ中オレンジ色で着色したのは、いわゆる「家事」に該当するもの。家事の中では「掃除」が一番面倒くさく、そしてしばらく順位を開けて「食器洗い」「料理」「ゴミ捨て」「洗濯」の順となっている。
「面倒くさい」という言葉は便利なもので、色々な解釈もできれば、逆に色々な意味を含めて発することもできる。それだけに、【「自分は運動不足」85%、理由は「時間がない」「面倒くさい」-現在の運動事情】や【人付き合い 苦手は6割 「わずらわしい」は8割も】にもあるように、ちょっとした事柄においても「回り道」をするための理由として用いられてしまうことが少なくない。「面倒くさい」を自分自身に向けた「免罪符」としていないか、一度自問自答してみると良いだろう。
一方、家事において一番面倒くさがられているのは「掃除」。家事の手伝いをする時には、掃除を手掛けるのがもっとも効果があるように見える。是非とも実践してみてほしいものだ。
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