吹雪に備える10の秘けつ

2010/12/26 07:34

雪今月に入ってからヨーロッパやアメリカで吹雪が吹き荒れ、交通機関がマヒし、市民の生活にも大きな影響が及んでいるというニュースが相次いで伝えられている。現代の科学では気象をコントロールすることはほとんど不可能で、先行きの予想すら難しい。もちろん日本でも特に北部地域ではしばしば大雪に見舞われ、さまざまな困難に見舞われるようになる。【how stuff works】では普段の社会生活においてそのような吹雪に遭遇した・しそうな時の備えとして、さらには吹雪の中で耐え抜くための10のヒントを伝承している。

スポンサードリンク


1.事前準備
気温低下のために水道管の凍結・破裂の危険性がある。タオルなどで包みこむことでこれを防ぐようにする。また、ほんの少し蛇口を開いて水をごく少量ずつ出し続けるのも手。他に、吹雪で身動きが取れない時(あるいはその直前)に電気やガスのインフラが料金不足で止められたら、息の根まで止められかねない。料金の支払いを確認し、停電に備えて携帯電話の充電も欠かさずに(もっとも日本の場合、吹雪などの異常気象で大変な時に「料金未払いだから電気止めますね」などということは、まずありえないが)。

缶詰買いこみ2.食料の買いこみ
数日閉じ込められることを想定し、食料を買い溜めしておく。普段から非常食として缶物・乾物を用意しておけば備えも楽で済む。水や洗面道具、そしてペットのための食事なども欠かさずに。

3.電池や燃料の調達
各種非常用の器具(ラジオや懐中電灯)を動かすための電池や、石油ストーブを使っている人は灯油などをキープしておくこと(普段から、ではなく吹雪が来そうになってから)。最近では【対地震持ち出しグッズの中身、トップは「懐中電灯」】でも紹介した、時計や簡易自家発電機、ラジオなどまで合わさったタイプの懐中電灯・携帯ライトも用意されているので、これがあれば電池の充電も安心。さすがに電気ストーブ用の電源としてバッテリーを用意するのは無理があるが……。

雪かき4.大きなシャベル
子供の砂遊び用の小さなシャベルではなく、雪かき用の大きな、先端が平坦なシャベルを用意する。ホームセンターに行けば数千円で良い素材のものが手に入る。なお元記事でも注意されているが、雪かきは体力を使うだけでなく寒空での作業となるため、体への負担(特に心臓まわり)も大きい。健康に自信がない人は(特にお年寄りは)若年層に頼んでみることを考えよう。

5.凍傷に注意
身体の先端部分、例えば耳やつま先、手の指が凍傷にならないよう、手袋や靴下などで十分に防寒対策をする。患部を温かくし、血流を妨げるようなもの(例えば指輪)などを取るのを忘れずに。もし凍傷の傾向が見られたら、すぐにでも担当医に。

6.すり寄る
万が一雪で家が覆われ暖房機器がストップし、室内で低体温の危機に追いやられた場合。出来るだけ厚着をし、温かい物を飲み、タオルを服と体の間に(マフラーのように)挟んで体温が逃げないようにし、同居人が入ればお互いにすり寄って温め合うようにする。

7.温かくゆったりとした服装
吹雪の間は自宅に待機するのが一番リスクは低い。しかし様々な状況で、どうしても外に出なければならない場合もある。その時は十分以上に温かく、そしてゆったりとした服装をすること。単に温かいからといってほとんど身動きできないくらいに厚着をすると、対応が鈍くなるだけでなく血流を妨げてしまいかねない。また、手袋・帽子は忘れずに。その部分から体温が逃げるのを防いでくれる。靴下は何足か重ねて履くこと。

さらに携帯電話を忘れずに所持する。そして万一車がスリップして立ち往生した場合、そのままでいると生死に関わる可能性もある。自動車が動けない状態に陥ったら、関係機関に連絡をすると共に、近所のお店に緊急退避をすること(農村のど真ん中で周囲に家がない場合は、納屋にこもるしかない……とあるが、日本ではあまり想定できない)。

8.自動車にあらかじめ非常用品を準備する
自動車を運転している最中に吹雪に巻き込まれた場合、下手に自動車から離れてもリスクを高めるだけ。車の内部に留まり、1時間に10分くらいのインターバルでエンジンをかけ直す。エンジンが冷え切る前に再スタートして温度を保つ(事でエンジンの再スタートが容易になる)は必要であるし、車内ヒーターを動かすこともできる。長時間閉じ込められる可能性がある場合には、換気を忘れずに。また、意外にも脱水症状になりやすいので、1時間あたりコップ一杯の水を飲むこと。当然自分が「遭難」しているのが外からも分かるように、フードを上げておくことを忘れずに。

退社できない9.無理をせずに最善の安全策をとる
遠くから出勤している人で、急に天候が悪化し、帰宅すると途中で吹雪に巻き込まれるリスクがある人は、無理をせずに仕事場に留まる方が良い。逆に吹雪の中で出勤し、途中で車が雪の中でエンストしてしまう可能性があるくらいの悪天候なら、会社に連絡して素直に自宅待機をする。

10.待機時間を楽しむ
豪雪に移動を阻まれて家や仕事場に閉じ込められた場合、心理的に追い詰められてしまう可能性も出てくる。歌を歌ったりゲームをしたり、とにかくその場を楽しんで、心理的な閉塞状態から脱却するようにする。

日本の場合はよほどの豪雪地帯で、かつ辺境地でない限り、あまり遭遇しそうにない事態ではある。ただし台風が来て交通機関が止まりそうな時の対応(無理をして出勤・退社することなく、その場に留まるのも選択肢の一つ)や、数日間家に閉じ込められる状況の想定(例えば強毒型新型インフルエンザの流行、地震によるインフラの切断も事実上それに近い形となる)は十分ありうる。

備えあれば憂いなし。心構えとしてこれらを知っておくと共に、自宅や自動車に災害対策用の備蓄をする。そして吹雪や豪雨などの可能性が確認できたらそれへの備えをあらかじめしておく。これだけで随分と大きな安心を得ることができるだけでなく、万一の時にも役立つに違いない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー