主婦が見る 一日当たりのテレビ時間 平均大体3時間ほど
2010/12/25 06:33


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今調査は2010年9月に首都圏・近畿圏に在住する500世帯に対し「インターネット経由で」「家族の生活・行動、家計の事情を最も把握している」主婦(=結婚済み)に行われたもので、年齢階層は20代18.0%・30代36.6%・40代27.6%・50歳以上17.8%。比較対象とされる10年前の調査は2000年5月に「アンケート用紙による留置法で」行われたもので、対象は主婦(専業主婦63.0%・勤め人やパート33.4%、自営業その他3.6%)、有効回答数は481人。いずれも個人に対する設問は主婦本人、世帯全体に対する設問は主婦が把握している範囲内での回答と見て良い。
回答者の主婦本人における、主なディスプレイ機器、すなわちテレビ・パソコン・携帯電話・携帯ゲーム機の4種と、それに加えてアナログ系の情報メディアである新聞・雑誌・本の購読時間を聞き、それを積み上げたのが次のグラフ。ディスプレイ系の項目は黒く縁取りしているので、その部分だけを見れば「一日あたりのディスプレイ視聴時間」が目測できる。

↑ 主婦が1日に見る時間(分)
インターネット経由による回答ということもあるが、パソコンの利用時間が2時間ほどと意外に長い。そしてそれ以上の長さを見せるのがテレビ視聴時間。【女性はテレビが大好き!? 若年層のテレビ視聴時間】や【男性10-30代は「テレビよりインターネット」・年齢差きわだつメディアへの接触時間】にもあるように、全般的に女性は男性以上にテレビを好む傾向がある。専業主婦が6割強を占める調査母体なら、なおさら時間をとれると考えても不思議ではない。
また、年齢階層別に見ると、20代と50代以上の「見る時間」が6時間以上と長めだが、20代は携帯電話、50代以上はテレビが全体値を押し上げているのが分かる。6時間というと1日の1/4。1/4以上の時間をディスプレイとにらめっこしているのだから、興味深い時代になったものだと再認識させられるものだ。
一方、新聞・雑誌・本を合わせても、時間はわずか30分足らず。50代以上はやや長めだが、それでも40分程度。これでは紙媒体が売れなくなるのも、仕方のない話なのかもしれない。
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