デジタル時代の「三種の神器」はパソコン・携帯・デジタルカメラ

2010/12/20 07:07

猫と携帯電話クラレは2010年12月16日、「現代家庭の情報生活」に関する調査結果を発表した。それによると調査母体では「現在所有している情報化製品」のトップ3は「パソコン」「携帯電話」「デジタルカメラ」であることが分かった。それぞれ9割以上の所有率となっている。この3種は2000年における同様の調査結果と比べて普及率が大きく伸びており、これらの商品を足がかりに情報化が推し進められていくようすをうかがい知ることができる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年9月に首都圏・近畿圏に在住する500世帯に対し「インターネット経由で」「家族の生活・行動、家計の事情を最も把握している」主婦に行われたもので、年齢階層は20代18.0%・30代36.6%・40代27.6%・50歳以上17.8%。比較対象とされる10年前の調査は2000年5月に「アンケート用紙による留置法で」行われたもので、対象は主婦、有効回答数は481人。いずれも主婦個人というよりは、世帯全体に対する設問と考えてよい。

パソコンや携帯電話をはじめ、現代社会にはデジタル系の情報化製品が満ちあふれている。それらの製品について、具体的には何を所有しているかについて尋ねた結果が次のグラフ。基本的に「世帯単位での所有の是非」と考えてよい。

↑ 現在所有している情報化製品(上位10位)
↑ 現在所有している情報化製品(上位10位)

今調査がインターネット経由だから「パソコン」がほぼ100%なのは当然として、携帯電話・デジタルカメラの所有率は軒並み9割超え。携帯電話は今や一人が複数台持つことも珍しくないため、仮に「一人当たりの所有台数」で聞けば100%は超えるかもしれない。

やや意外に思えるのは「テレビ録画再生機」「携帯ゲーム機」「テレビゲーム機」など、映像周りのエンタメ製品の普及率がやや低めに感じられること(個人ベースではなく世帯ベースであることに注意)。特に携帯ゲーム機は7-8割くらいはあってもおかしくないと感じられるのだが。

これを年齢階層別に見たのが次のグラフ。

↑ 現在所有している情報化製品(年齢階層別)
↑ 現在所有している情報化製品(年齢階層別)

携帯電話やインターネット回線は世代を超えて広く普及しているが、一方で携帯ゲーム機やテレビゲームなどのエンタメ色が強いものは若年層世帯ほど所有率が高い。一方、ラジオ・オーディア機器やファックスなどのような、旧来型の情報化製品はむしろ壮年層世帯の方が高い所有率を見せている。

今件調査結果では同様の調査を行った10年前のデータも併記されている。項目の統廃合・調査方法(今回はネット経由、10年前はアンケート用紙による留置法)などがあり、単純比較は難しいが、大まかな動きを知る分には問題の無い差異と見てよいだろう。

↑ 現在所有している情報化製品(2000年・2010年)
↑ 現在所有している情報化製品(2000年・2010年)

「パソコン」の普及率が急上昇したのはアンケート調査の形式から仕方ないとしても、携帯電話やデジタルカメラの普及率には目覚ましいものがある。もっともこれも「パソコン・ネット環境を持つ人」が前提なので、全世帯的に考えればもう少し比率は下がるだろう。

いずれにせよ、冒頭で示したように「パソコン」「携帯電話」「デジタルカメラ」の普及率はこの10年間で大きく飛躍している。そしてこれらがいずれもインターネットに接続可能で、それによる情報のやり取りによって使い勝手が大きく飛躍することから考えると、昨今のデジタル時代の象徴と見ても良いだろう。


■関連記事:
【テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(上)……テレビ・パソコン・ファックスなど】

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