「住宅ローンの相談への答え」自分のタイプを勧める傾向

2010/12/20 07:00

相談ネットエイジアは2010年12月17日、住宅ローン選びについての調査結果を発表した。それによると調査母体においては、住宅ローンを組む予定の友人に勧めたい金利タイプのトップについたのは「固定金利」だった。次点の「変動金利」に対し1割近い差異がついている。一方で自分自身が利用しているタイプの住宅ローンを、友人に勧める人がもっとも多い傾向も確認されている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年10月29日から11月2日にかけて、携帯電話によるインターネット経由で、20歳以上・15年以内に自分名義で住宅ローンを組んだ人に対して行われたもので、有効回答数は550人。男女比・年齢階層比は非公開。

現在市場金利に合わせて住宅ローンの金利も最低水準にあり、借り手としては非常に借りやすい状況にある。また、【住宅ローン 借り換えしない その理由 一番なのは「手続き面倒」】にもあるが、一度借り入れ・組んだローンを借り換えするのは面倒などの理由で、少々のメリットがあっても手続きの変更をしない傾向が強い。それだけに、住宅ローンのタイプの選択は住宅購入において、非常に重要な要素となるわけだ。

今調査母体では、利用している住宅ローンは固定と変動がほぼ同率で3割強という結果が出ている。

↑ 利用している住宅ローンの金利タイプは
↑ 利用している住宅ローンの金利タイプは(再録)

完全な固定金利タイプが34.2%・変動金利タイプが32.4%とほぼ同数。そして固定金利期間選択(一定期間は固定金利、その後は各種契約によって様々な。変動金利・固定金利を選べるもの、初めから変動金利への変更が決まっているものなどがある)が21.3%、固定・変動併用型(景気動向などに合わせて固定型・変動型を自由に選択できる)が12.2%。どのパターンが有利かは市場情勢や契約内容によって違ってくるため、一様に「これがベスト、あとはダメ」というものは存在しない。

調査母体はいずれも住宅ローンを組んでいる人なわけだが、それでは「これから住宅ローンを組むヨ」という友人に対し、どのような金利タイプを(好意的に)推奨しようと考えるだろうか。全体では「固定金利」が32.9%・「変動金利」が24.0%となり、やや固定金利が優位な結果が出た。

↑ 今、住宅ローンを組む友人に勧めたい金利タイプは
↑ 今、住宅ローンを組む友人に勧めたい金利タイプは

現在が超低金利な時代で、これからさらに下がる可能性は低く、逆に上がる可能性の方が高いことを考えれば、固定金利を勧めるのは妥当な線と思われる。

相談興味深いのは、自分が利用しているローンのタイプによって、友達に推奨するタイプも大きく変わってくること。グラフでは太線で囲った項目が「自分で選んでいる金利タイプ」に該当するのだが、見事に「自分の金利タイプを友人にも勧める」人が多いという結果が出ている。

どの金利タイプを選んだにしても、それなりの目算・予想・信念に基づいて決断した結果によるもの。それを考えれば、その確固たる意志を友人にも伝える傾向なのは当然といえる(選択してから時間が経過し、状況に変化が生じれば話は別だが)。

逆にいえば、友人に住宅ローンのタイプに関する相談をする際には、その友人がどのタイプを利用しているのかを聞くのを忘れずに。そして同じタイプを勧めて来た場合には、少なからぬ「修正値」が加算されているのを考慮しなければならないのは言うまでも無い。

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