ガムの魅力はレジそばの棚に

2010/12/13 12:10

デジカメマイボイスコムは2010年11月25日、ガムに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、ガムを食べる人は約3/4に達し、ほとんど毎日食べている人も1割程度いることが分かった。またガムを食べる人が買う時に、店頭で手にとってみたくなる、つまり魅力的に見える売り場としてもっとも多くの人が挙げた場所は「レジの近く」だった。普段見慣れている場所も、それなりに意味・価値があることが改めて分かる結果といえる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1878人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代32%・40代31%・50歳以上23%。

調査母体でガムを食べない人は25.5%。食べるが「月1回未満」とごく稀な人は23.6%。残りの半分強が、ある程度日常的にガムを食べている。

↑ ガムを食べる頻度
↑ ガムを食べる頻度

頻度はともあれガムを食べる人は、そのほとんどが自分でガムを購入しているはず。その「ガム購入」の際に、どのような場所にあるガムに魅力を覚えるのだろうか。「手に取ってみたくなるガムの売り場」を聞いた結果が次のグラフ。日常生活にごく普通に存在する商品における、配され方によるセールスアピールの方法論として、非常に興味深い結果となった。

↑ ガムを買う時店頭で手にとってみたくなるのはどのような売り場か(ガムを食べる人)(複数回答)
↑ ガムを買う時店頭で手にとってみたくなるのはどのような売り場か(ガムを食べる人)(複数回答)

以前【レジ横商品 人気は飴とガム】で、スーパーやコンビニにおける商品の「特等席」ともいえるレジ横で、人気があるのは「ガムや飴」という結果が出ていることをお伝えした。また、コンビニのレジ横メニューでつい買ってしまうランキングでも、「中華まん」「唐揚げ」に続き「キシリトールガム」が上位に位置しているのが確認できる(【誘惑に思わず負けて……つい買ってしまうコンビニのレジ横メニューランキング】)。

思い返してみれば、ほぼすべてのコンビニやスーパーのレジ横、あるいは対面(言い換えればレジに並ぶ際に手に届く範囲)には専用棚にずらりとガムやキャンディーが並べられている。その情景があまりにも「当たり前」過ぎて、特に驚きを覚えたり強い印象を持つことはない。だが「当たり前」だからこそ、まるで本能であるかのように目を留め、注意を払い、思い付きで、ふとした「気づき」でガムを手にしてしまう。「あのガムが欲しいから」という理由だけで、コンビニやスーパーに足を運ぶ人は滅多にいないはず。

ガムの棚そして値段(100円-200円で済むため、お札で買い物をした時の「ついで買い」としては適切)・大きさの点(荷物としてかさばらない)での手軽さなども合わせて考えると、あの場所にあるからこそ、ガムは手に取られる機会が増えるといえる。そして逆にレジのそばに配する「ついで買い」の商品としては、ガムが最適な対象の一つであることも理解できる。

さらに右側の具体的なスーパーのガム棚を見ればお分かりの通り、回答上位項目の「手に取りやすい高さ」「商品説明」「同種類・多彩な味のガム」「沢山のガムが積んである」の要素をほぼすべて内包している。

スーパーやコンビニでガムの販売棚を見かける機会があれば、注意を払ってガムの配置などを確認してみてほしい。手に取りやすい高さに、お店側が売りたい、あるいは今流行りのガムが並んでいる。そして下の方には定番の、わざわざプッシュしなくてもそれなりに売れる商品が並んでいるのが確認できるに違いない。

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