「比類無き大きさ」がひと目で分かるプロモーション

2010/12/18 06:55

コカコーラ…?世界中に店舗を展開しているマクドナルドでは、【みるみる楽しくなるマクドナルドの広告たち】【笑いながらツッコミを入れたくなるマクドナルドの広告たち】などにもあるように、多種多様で面白ユカイな広告やプロモーションを展開している。今回紹介するのもその一つ。ニュージーランドで新しく登場した、ある特徴を持ったメニューを多くの人に知ってもらうために行われたプロモーションである(I Believe in Advertising)。

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↑ 「ちょっと疲れたね」とばかりに座る男性の持ちものが……
↑ 「ちょっと疲れたね」とばかりに座る男性の持ちものが……

街中で椅子に座り、ごく普通に小休憩を楽しむ男性。違和感を覚えるのは、その男性の持ち物であろう、マクドナルドのテイクアウト(持ち帰り)用の袋。通常の袋と比べると縮尺があっていない、異様なまでの大きさなのだ。サイズ的には全高1メートルほどだろうか。座ると男性の座高部分よりも高く、まるで「ガリバー冒険記」のワンシーンのごとし、である。当然この異様な情景に、周囲の視線は袋に集中する。

その袋にはマクドナルドのロゴマークと共に「朝食メニューのマッシブマックマフィン、好評販売中です(Massive McMuffin Breakfast Now being served.)」とのメッセージ。その文言を読んで人々ははじめて、これがマクドナルドのプロモーションであること、そして「大きなサイズのマックマフィンが販売中であること」を知ることになる。アピールしたい、強調したい特徴をオーバーなまでに拡大表現し、強い印象を与えるのは、プロモーションの常とう手段。実際にこのサイズのマッシブマックマフィンが販売しているわけではないが(笑)、非常に大きなサイズのメニューであることは、見た人の心に刻まれる。

↑ バスの停留所でバスを待つ男性。男性とマックの袋、どちらがバス待ちをしているのか分からなくなる
↑ バスの停留所でバスを待つ男性。男性とマックの袋、どちらがバス待ちをしているのか分からなくなる

↑ 街中をさっそうと歩く女性の手にも「マッシブマックマフィン」の袋。子供が後をつけて「でけぇよ!」というツッコミをしてきそう
↑ 街中をさっそうと歩く女性の手にも「マッシブマックマフィン」の袋。子供が後をつけて「でけぇよ!」というツッコミをしてきそう

ちなみにこの「マッシブマックマフィン」、今回のプロモーションを展開したニュージーランドのマクドナルドのメニューで確認することができる。

↑ これが本物のマッシブマックマフィン
↑ これが本物のマッシブマックマフィン

説明によると「普通のマックマフィンでは満足できないあなたへ。ベーコン、たまご、チーズ、ソーセージパティを2枚、そしてケチャップまでつけて、焼き立てのイングリッシュマフィンではさんだマッシブマックマフィンはいかがですか」とある。朝からかなりハードな朝食になりそうだが、ボリュームたっぷりな朝食で一日を乗り切りたい人には、ベストマッチのメニューといえる。もちろんプロモーションで使われている袋のサイズほどではないけれども。

直接商品を見せるのではなく、それを納める袋を使い、特徴を過大なまでに表現して周囲にアピールする。しかも日常生活のワンシーンに「?(はてな)」を持ちこみ、注目を集めることに成功している。その上、見た人に不快感を与えることは無く、むしろ笑いとツッコミなどのリアクションをもたらした上で、深い印象を与える。何人もの人が「本当はどれだけの大きさなのだろうか」という好奇心にかられ、マッシブマックマフィンを試したくなるに違いない。

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