イケアのイカす「飛び出すDM」広告

2010/12/15 06:09

ダイレクトメールスウェーデン発祥の世界的に有名な大型家具店イケア(IKEA)では、同社の商品やサービスの特徴を活かし、あるいは理解してもらうために、【イケアのイカす「猫の世界」広告】【イケアのイカす「道端で素敵な台所」広告】など多種多様で奇抜で請求力豊かな広告・プロモーションを多数展開している。今回紹介するのもその一例で、同社商品の特徴の一つ、「気軽ですぐに作れる家具」を強力に印象づけるというもの。誰もが一度は見たことがある同社のカタログの中に、ちょっとした仕掛けのあるダイレクトメール(DM)が入っているものなのだが……(I believe in Advertising)。

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↑ カタログに差し込まれている、ごく普通のダイレクトメール
↑ カタログに差し込まれている、ごく普通のダイレクトメール


↑ そのダイレクトメールを開けると、ぽんっとラックサイドテーブルが飛び出してくる
↑ そのダイレクトメールを開けると、ぽんっとラックサイドテーブルが飛び出してくる

カタログに収められているダイレクトメール。これを開けると、輪ゴム仕掛けで立体化する、立方体の箱が飛び出してくる(仕組み的には【自宅に戻ると目の前にあるモノにドキっとさせられる防犯広告】の箱と同じ)。その箱を良く見ると、天井板と足だけのシンプルなラックサイドテーブル(側面の無い、足のみのテーブル)の形をしているという次第。

飛び出す仕組みこのラックサイドテーブルはイケアにおける今年イチオシのアイテム。安くて色々なカラーが取り揃えてあって、しかも非常に構造はシンプル。リビングルームをはじめ、多種多様な場所にすぐに使うことができる優れ物アイテム。

その素晴らしさを「目の前に見せつけて」、このような商品がイチオシですよとアピールするため、ダイレクトメール内に「飛び出すテーブル模型」として納めたわけだ。ごく普通のメッセージ入りダイレクトメールかと思って開けてみると、ぽんっとテーブルが飛び出すのだから、多くの人が驚き、そのシンプルさに感心し、さらには関心を寄せ、それらの特徴と共にラックサイドテーブルを深く心に刻み込むことになる。

この方法を使える商品はかなり限られてくる。極力シンプルな形のもので無いと「ゴムの力で飛び出す」ものは作れないし、シンプルさ・お手軽さが商品のセールスポイントで無いと意味合いが半減する(例えば飛び出す桐たんすの模型がポップアップしても、驚くことに違いは無いが、手軽さ・構造のシンプルさをアピールすることは難しい)。アピールしたい商品にマッチした方法を選んだという点でも、優れた手法といえよう。

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