喫煙者内のヘビースモーカー比率は減少傾向、でも女性は…?

2010/12/14 07:07

たばこ厚生労働省は2010年12月7日、「平成21年国民健康・栄養調査結果の概要」を発表した。それによると成人のうち習慣的に喫煙している人の割合は男性で38.2%・女性で10.9%であることが分かった。これはJTの調査結果【女性は微増 喫煙率23.9%】とほぼ一致する値となっている。また、1日に21本以上喫煙する、いわゆる「ヘビースモーカー」の喫煙者に占める割合は、この数年減少傾向にあることが確認されている。もっとも女性に限れば減少と増加を繰り返しており、今後が読みにくい動きを見せている(【発表リリース】)。

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今調査は健康増進法に基づき、国民の身体の状況、栄養素等摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的とするもの。今回調査分では調査実施世帯数は3785世帯で、調査方法は問診及び計測調査による。生活習慣部分は留め置き法による自記式質問紙調査。

今調査結果では、習慣的に喫煙をする人は、男性38.2%・女性10.9%。男女とも30代がもっとも喫煙者率が高く、以後少しずつ減少していく。

↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(20歳以上)
↑ 現在習慣的に喫煙している者の割合(20歳以上)

この喫煙者のうち、1日に21本以上、つまり1箱を超えて吸う人をヘビースモーカーとし、喫煙者のうちヘビースモーカーに該当する人の割合の推移を示したのが次のグラフ。全体、そして男性においては年々減少する傾向にあることが分かる。

↑ 現在習慣的に喫煙している者における、1日に21本以上吸う者の割合推移(20歳以上)(%)
↑ 現在習慣的に喫煙している者における、1日に21本以上吸う者の割合推移(20歳以上)(%)

喫煙者率が減少しているのは周知の通りだが、それと共にヘビースモーカーの比率も減少していることになる。たばこの販売本数の減少が急激な下方カーブを描いているのも理解ができようというもの。ただ、女性に限れば冒頭にもあるように、減少というより横ばいに見える動きを見せており、留意が必要といえる。

ちなみにこの「喫煙者に対するヘビースモーカー率」は、年齢階層別にみるとばらばらで、規則性がないように見える。

↑ 現在習慣的に喫煙している者における、1日に21本以上吸う者の割合(20歳以上)
↑ 現在習慣的に喫煙している者における、1日に21本以上吸う者の割合(20歳以上)

一応念のため、上記二つの数字から「喫煙・非喫煙者も含めた、その年齢層全体に対するヘビースモーカーの割合」を算出してみたが、何らかの傾向を見出すことはできなかった。

↑ 各年齢層におけるヘビースモーカー比率(20歳以上)
↑ 各年齢層におけるヘビースモーカー比率(20歳以上)

50代男性では6人強に1人はヘビースモーカー、というと少々多いかな、という感はある。また、男性は30-60代までは一様に1割前後がヘビースモーカー。健康の事を考えれば、もう少し自粛した方が良いとは思うのだが……。

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