auが健闘、しかし純増数ではSBMがやはりトップ継続(2010年11月末携帯電話契約数動向)

2010/12/08 06:37

電気通信事業者協会(TCA)は2010年12月7日、2010年11月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年11月末時点の携帯電話の契約数は1億1639万9500件となった。これは前月比で0.4%のプラスになる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが27万6600件の増加で先月から続き主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2010年11月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億1639万9500件
・事業者別
 NTTドコモ……5704万0400件(+8万8100)
 au(KDDIなど)……3243万1900件(+8万2300)
 ソフトバンクモバイル……2407万5000件(+27万6600)
 イー・モバイル……285万2200件(+5万0600)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

11月も10月同様に純増数の動向は通常スタイルの動きを見せている。ただしトップのソフトバンクモバイルの増加傾向にストップがかかったのが目に留まる。そのソフトバンクモバイルは6月24日発売のiPhone4が引き続き大きく貢献している。ある程度発売から日が経過し、在庫量が増えてきたのも、数そのものの増加を後押ししているのだろう。増加ペースが落ちたことについては、11月という季節柄、年末に向けた買い控えが起きているものと思われる。第三位から今月は第二位に浮上したNTTドコモだが、10月28日発売の「GALAXY S」の実質的な影響がやはりポジティブに働いた。また秋・冬向けの新機種28種類の投入もプラスとなったようだ。第三位に甘んじることになったKDDI(au)だが、11月26日発売の「ISO3」が非常に堅調な動きが確認できる。この数字が反映されることになる来月の動向が気になるところ。

【携帯電話の普及率推移をグラフ化してみる(2010年版)】で解説しているが、携帯電話の普及率はすでに9割を超え、特に若年層には欠かせない生活アイテムとなっている。携帯電話そのものの台数も【1世帯2台以上は当たり前?…携帯電話普及率などをグラフ化してみる】で示しているように、「1世帯当たり」の台数は2台を超え、「携帯電話所有者を母体とした調査」が少数派・偏った意見であるという認識事態を改めなければならないのが現状。

今後はさらに浸透が深まるソーシャルメディアへのアクセスを軸に、幅広い層への展開(特に未開拓部分が大きい高齢者)、施策が期待される(新興国ではパソコンを使わず、いきなり携帯電話でインターネット、特にソーシャルメディアへのアプローチというパターンで急速にネット人口が増加する傾向が確認できる)。そして電子書籍など関連分野との連動も合わせ、「スマートフォン」の動きにも気を払うべき。携帯電話の契約数増減の観点でも、今後重要な要素となるに違いない。

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