「隣とは一味違う」を実践できるドアベルたち
2010/12/12 06:18


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↑ エンターキーのボタン
ボタンの形がパソコンのキーボードのエンターキーなドアベル。音やギミックなどは一切無し。しかし常日頃から見かけるアイテムが意外な場所にあったことへの驚き、そして他のどのキーでも無い「エンターキー」を使った事により、「来訪しましたよ。入りたいのですが」という意思と「エンター(入る、入口という意味もある)」をかけたシャレっ気が、利用者を感心させる。

↑ 押すとLEDが光るドアベル「Spore's True Modern Doorbell Button」。
押すと未来の電子機器のようにLEDが光り輝くドアベル「Spore's True Modern Doorbell Button」。独立式では無く電源供給が必要なので、動画のような設置作業が必要なのが少々面倒。見た目がハイテクっぽくなるので、金属製のドアなどにはしっくりくるかも。

↑ 来場者の累計データが表示される……ように見えるドアベル
訪問しようとした住宅の玄関に立つと、その住宅に足を運んだ来場者の各種平均データが表示させる仕組み。ブログのアクセス記録のようなものだ。知っていたから何か得をするわけではないのだが、何となく気になってしまう。デザイナーのDominic Wilcox氏によるコンセプトモデルで、実用化には色々なハードルがあるけど、使い方次第では面白いかも(それよりもランダムで数字を表示させた「面白アイテム」として創り上げた方が良い気はするが)。

↑ ファミコンパッドなドアベル。
アメリカ版のファミコン、NESのパッドをそのままドアベルに転用したもの。もちろん外側の部分だけ。中身は無線式のドアベル。少々の工作技術があれば、同じような発想で色々なゲーム機のパッドをドアベル化出来る可能性を示唆している。見た目は楽しいしインパクトもあるが、近所の子供達にイタズラで連射されるというリスクも生じる。

↑ 怪しげなドアベルNuclear Doorbell……の住民側部分。
最後はこれまで紹介した他のドアベルとは少々異を事にするタイプ。上のものはいずれも「来場客向け」のものだが、このNuclear Doorbellは住宅内の住民側に来客を知らしめるためのアイテム。ドアベルが押されるとけたたましい、そして非常にヤバめな状況で流れる警戒音やサイレンがけたたましく鳴り響き、「警告、警告、誰かがドアベルを押したぞ」「ドアのそばに誰かがいるゾ」「これは訓練では無い、これは訓練では無い」などの警告が語られる。
動画を見る限り複数パターンが用意されていて、ボタンを押すごとに違うメッセージやサイレンが再生されるようだ。非常に面白く、汎用性(?)のあるギミックで、是非とも日本でも販売してほしい一品。
来客を知らせるだけのボタンと警告音なのだから、そこまで色々とこだわる必要などないではないか、と評されればそれまでなのだが……ちょっとした遊び心が日々の平凡な生活に潤いを与え、来客にもほほえみをもたらしてくれるもの。むしろこういうお遊びもありかな、と思えるような心の余裕を持ちたいものだ。
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【自在に音をカスタマイズできるドアベルはいかが?】
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