「ハロウィンで 実際何かしたことは?」、「お菓子を買った」「何もしてない」
2010/12/07 19:30


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今調査は2010年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1858人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代32%・40代33%・50歳以上23%。
「ハロウィン(Halloween)は欧州の宗教的儀式が起源のイベント。10月末日にかぼちゃでさまざまな造型を創り上げたりお菓子を創り、家をきらびやかに飾りつけ、お化けや魔女などに仮装をした子供達が「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ(トリック・オア・トリート、Trick or treat)」と唱えて近所を尋ねてお菓子をもらいに回る。さらにはカボチャ料理をメインとしたパーティーを開いたりもする。日本では文化的・風習的な違いもあり、商業的なイベントで利用されることがしばしばあるものの(かぼちゃ料理や関連するお菓子のセールスなど)、世間一般に広く行われているとは言い難い。
「ハロウィン」という行事そのものについては認知度は高く、調査母体でも知名度はほぼ100%(内容まで知っている74.4%・名前だけ知っている24.8%)。それらの人に「ハロウィン」という言葉から連想する事柄について尋ねた結果が次のグラフで、「かぼちゃ」がトップ。

↑ 「ハロウィン」と聞いて想像するものは(知っている人限定、複数回答)(再録)
確かに本人が黙っていても各商店では「ハロウィン」の文字が並び、かぼちゃやオレンジ色を良く目に留めるようになる。しかし実際、「ハロウィン」だからと何か特別な行動を起こした人はどれだけいるのだろうか。8割近くは「特に何もしていない」と回答する結果が出ている。

↑ ハロウィンで何かしたことは(知っている人限定、複数回答)
具体的項目で最多回答例は「ハロウィンにちなんだお菓子や料理を購入」で10.2%。食品系分野におけるハロウィンによる宣伝効果は、約1割の人に対して関連商品の消費意欲を高めてくれた、と考えれば良いだろうか(額は無関係なことに注意。例えば30円のかぼちゃ絡みのチロルチョコでも「ちなんだお菓子」には違いない)。次いで多いのは「部屋や庭の装飾」。

他のイベント同様に「ハロウィン」もまた、世間や業者の無理気味な盛り上げに載せられることなく、例えば「このハロウィン限定のかぼちゃアイス、美味しいね」と舌鼓を打ったり、「近所のあの家のハロウィンの飾りつけ、今年は張り切ってるな」と景色を楽しむなど、無理のない範囲で楽しむのが一番賢い接し方といえよう。
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