貸家が減少、分譲住宅は大幅増加・2010年10月新設住宅戸数6.4%増

2010/11/30 19:30

国土交通省は2010年11月30日、2010年10月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると10月の新設住宅着工戸数は前年同月比で6.4%増の7万1390戸となり、先月の増加に続き5か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積は8か月連続して10.1%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

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具体的な内訳は持家が10.4%と12か月連続の「増加」、貸家は9.0%の「減少」、分譲住宅は37.1%の「増加」。今月は先月から転じて前月懸念したように貸家がマイナスとなった。他の持家・分譲も共に上昇はしているものの、上げ幅が縮小しており、もう少し様子を見守る必要がある。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2010年10月分まで)

国土交通省では同日、住宅着工に一か月ほど先行するとされている建築確認件数も発表している(【「最近の建築確認件数等の状況について」発表リリース】)。これによると今回発表された2010年10月分データでは前年同月比3.4%プラスとなり、先月の14.9%プラスを下回る値となっている。

個人的な体感ではあるが、先月言及した「この数か月分譲住宅に関する執拗な(少なからぬ面で悪質な・強要レベルの)売り込みが急激に増えてきた雰囲気」について、数か月の単位では無いものの【マンションの悪質な勧誘増加中・キーワードは「強引・強迫」「長時間勧誘」「夜間勧誘」】でもお知らせしたように、国民生活センターに寄せられる相談件数が急増していることで、裏付けが取れることとなった。「分譲住宅を次々建築しているのは良いが、過剰供給に陥っているのではないか」という感想は、単なる思い違いではないようだ。「建築確認件数」のグラフの下がり方も少々気になるカーブなことからも、来月以降が心配ではある。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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