愛犬・愛猫の食事、9割以上は市販のペットフードを活用

2010/11/30 12:00

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ペットフードソニー損害保険は2010年11月29日、愛犬・愛猫の食事に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、自ら飼っている犬や猫の食事として与えているものは市販のペットフードがもっとも多く、9割を超えていることが分かった。犬の場合は次いで飼い主と同じ食べ物、猫は手作りペットフードが続いているが、それぞれ1割程度でしか無い(【発表リリース】)。


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今調査は2010年10月18日-20日にかけて、犬か猫を飼っている18-59歳の男女に対して携帯電話を使用したインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。犬を飼っている人・猫を飼ってい人それぞれ500人ずつ。調査会社はネットエイジア。

犬あるいは猫を飼っている調査母体に、普段どのような食事を与えているか、複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。犬・猫ともに「市販のペットフード」が圧倒的多数を占めている。

↑ 普段与えている食事(複数回答)
↑ 普段与えている食事(複数回答)

第二位は犬と猫で違いがあり、犬は「飼い主と同じ食べ物」、猫は「手作りペットフード」。猫は室内飼育・犬は室外飼育のパターンが多く、それが多分に影響しているものと思われる。もっとも犬・猫共に、「飼い主と同じ食べ物」や「手作りペットフード」は少数派でしか無く、猫は特に5%台と犬の半分程度の数字となっている。

飼育場所における食事について、犬に限定してだが比較すると、やはり「家の外」で飼育している場合は「飼い主と同じ食べ物」が多くなる。

↑ 普段与えている食事(犬限定、飼育場所別、複数回答)
↑ 普段与えている食事(犬限定、飼育場所別、複数回答)

室内で「飼い主と同じ食べ物」が少ないのは、見た目などを気にするから(よもや人と同じように、お皿や茶碗を用意し、おはしで食べてもらうわけにもいかない)。また室内犬の場合「サプリメント」の値が室外犬と比べてかなり大きくなっているが、これは室内犬の飼い主の方が、栄養管理の面でやや神経質なきらいがあるのかもしれない。



犬にせよ猫にせよ、飼う場所だけでなく多種多様な事情により、食事のスタイルは異なる。さらに個体の好き嫌いも考慮しなければならないし、場合によっては獣医のアドバイスを必要とし、それに従う必要も出てくる。

人間同様彼ら・彼女らにとっても食事は楽しく、大切な日常生活の一環に他ならない。ワガママを聞いてばかりというのも問題だが、手の届く範囲で気持ちよく食事をさせてあげたいものだ。


■関連記事:
【犬は5人に1人、猫は…? ペットの飼育状況】


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