ブロガーとツイッターの関係を探る

2010/12/01 06:19

ツイッター先の記事【あなたのブログ歴は?】で解説したが、ブログを中心に各種データを収集した上でその内容を分析し、またブログを検索対象とする検索エンジンサービスを提供しているTechnoratiは2010年11月3日、最新のブログ事情を解説するカンファレンス「State of the Blogosphere」の今年版の資料を公開した(State of the Blogosphere 2010)。ブログの現状を把握できる、貴重なデータが豊富に盛り込まれているのだが、今回はそこから「ブログ運営者によるツイッター(Twitter)の利用状況」を見ていくことにする。

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調査対象母集団の詳しい状況については、先行する記事「あなたのブログ歴は?」で解説済み。詳しくはそちらを参照のこと。

チャット的ミニブログ【ツイッター(Twitter)】がFacebook同様に急速な浸透を見せているのは、すでに多数の記事でお伝えしている通り。そのツイッターはブロガーにどこまで浸透しているのかを尋ねた結果が次の通り。元資料では全体値はグラフのみで具体的な数字が挙げられていないが、各種値から概算すると77.4%という結果が出る。

↑ ツイッターを使っているか(ブログ・管理者のタイプ別)
↑ ツイッターを使っているか(ブログ・管理者のタイプ別)

全体では約3/4、自己満足派を除く「何らの事業としてブログを運営しているブロガー」に限定すれば9割近い普及率ということになる。いずれにせよ、かなり高い値といえる。

それではブロガーはツイッターをどのように使っているのか。もっとも多いのは「自分のブログの売り込み」で72%。次いで「面白そうなページやサイトをURL込みでツイートする」で62%。自分のブログを「面白い」と断じているのなら、トップ2双方とも「面白いサイト・ブログを他人に教えるためにツイッターをしている」ということになる。

↑ ツイッターの利用方法
↑ ツイッターの利用方法

第一位・第二位はいずれも「自分からの情報提供」だが、第三位にしてようやく「情報の受け手」としての使い方が入る。ツイッターの自分のタイムライン(自分がチェックしているアカウントから発せられる「ツイート(書き込み)」のリアルタイム更新情報)を確認し、情報取得に役立てるわけだ。第四位の「巷の話題の確認」もほぼ似たようなもの。

第五位には「自分のブログ読者との対話」があるが、これは以前【ツイッター上で皆の注目を集める12のつぶやきテクニック】などで記載した通り、ブロガーとしての自分やブログそのもののアカウントを通じ、ブログの読者とツイートのやり取りを交わすというもの。お手軽さがポイントで、これを主目的にツイッターを使っている各分野のクリエイターも多い。

この利用方法をブログ・管理人のタイプ別にみると、それぞれの特徴が確認できる。項目を全部挙げると煩雑になるので、グラフは特徴のある部分だけを抽出しておいた。

↑ ツイッターの利用方法(ブログ・管理人のタイプ別、一部)
↑ ツイッターの利用方法(ブログ・管理人のタイプ別、一部)

「自己満足派」は自分のブログやビジネスにはあまり興味が無く、むしろ友達の動向の方が気になる。一方「プロブロガー」は自分のビジネスやブログそのものの売り込みに忙しい。読者との対話を望むのは「副業派」「業務派」で顕著に見える。



ツイッターは仕組みがシンプルなこともあり、利用のハードルが比較的低いのが特徴。その代り「何をすればいいのか」「どのように活用すればよいのか」「どこがおもしろいのか」が分かりにくいのも事実ではある。ブロガーにおいては、その立ち位置で利用スタイルに違いはあるものの、それなりにツイッターの機能を使いこなしているように見える。

よく考えてみれば、ツイッターもブログの一形態に過ぎないのだから、使いこなせるのは当然なのかもしれないが。

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