ブロガーの今後の予定は「更新をより多く」「記事の内容を幅広く」そして…

2010/11/30 06:45

更新頻度を上げるために資料を山積みにブログを中心にデータを収集し分析し、さらにブログを検索対象とする検索エンジンサービスを提供するTechnoratiは同年11月3日、最新のブログ事情を分析した結果を発表するカンファレンス「State of the Blogosphere」の今年版資料を公開した(State of the Blogosphere 2010)。今資料にはブログの現状を各方面から確認できる貴重なデータが豊富に盛り込まれている。今回はその中から「今後ブログ上でどのようなことを行いたいか、行う予定か」について見ていくことにする。

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調査対象母集団の内容については「あなたのブログ歴は?」で解説済みなので、そちらを参考にしてほしい。

「調査を受けた日でブログ更新は終了です」という人でもない限り、ブログを運営している人は、今後の展開について色々と考えを巡らせているはず。今後の運営方針について当てはまる項目に複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。全体では過半数の人が「今後更新頻度を高めたい、もっと頻繁に記事をあげていきたい」と考えている。

↑ 今後ブログに関する予定は?
↑ 今後ブログに関する予定は?

実現可能性は別として、多くのブロガーが今後記事ページ数を増やしたいと考えているのが分かる。ただしあくまでもこれは予定・希望であり、実現した内容では無い。

トップの「更新頻度のアップ」が「量」「縦」方面での成長模索なら、第二位の「ブログ内容の領域を広げたい」は「面」「横」方面での成長を考えていることになる。フィギュアの完成写真を掲載するブログなら、製作過程も載せてみる、販売メーカーの動向を調べて掲載する、対象フィギュアの作品(漫画やアニメ)の評論も加えるなどが良い例だ。

書籍第三位についているのが、少々他項目と色合いの異なる「書籍出版」。元々ブログ活動を書籍出版のための一ステップと見ている人もいるだろうが、多くは「ブログ活動に箔をつけるため」「自分の立ち位置を確かなものとするため」と見てよい。今現在においても世間一般からは「書籍の執筆者」というポジションは絶大な価値があり、自分の著書を持つだけで身の回りの様々な対応が変化を見せていく(それはまるで「書籍執筆者」という国家公認の資格を取得したかのようですらある)。

第四位以降はほぼ横並びの項目が続くが、さまざま観点からブログを多角的に利用したい思惑が見えて取れる。特に「携帯端末でブログを更新したい」という人が2割確認でき、その機動力を活用したブログ運営を望む人の多さが確認できる。一方で更新頻度を落としたい人は4%しかいない。



元資料では各ブロガーのタイプ別のデータも示されているが、特筆すべきところが少ないため、今回は省略させてもらった。強いて言えば「業務派は『領域を広げたい』『新しい独自のブログをはじめたい』など色々と拡大を模索する傾向が強い」「動画を追加したい意図はプロブロガーに強く見られる」「副業派はゲストブロガーを熱望している」などが目に留まる。それぞれの立ち位置の、ブログに対する想いが透けて見えるようで興味深い。

ただし本文でも言及しているが、これはあくまでも「予定」。実現した事柄では無い。ブロガーの思惑、ニーズであり、実際果たされた内容とは食い違いが生じるかもしれないことを頭に入れておかねばならない。

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