携帯電話以外に持ち歩ける電子機器は何個?
2010/11/28 07:23


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今調査は2010年10月18日から20日にかけて携帯電話を使ったインターネット経由で20-39歳の正規雇用有職者に対して行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は20代前半・後半、30代前半・後半の4区分で均等割り当て。
携帯電話を代表として、昨今は多種多様なガジェットが登場し、物欲との戦いを繰り広げらている人も少なくない。特にインターネット通販の普及で購入プロセスのハードルが低くなったこと、価格がそれなりに安いこともあり、気が付けば滅多に使わないガジェットが自室に山積みになっていたという経験を持つ人もいるだろう。
一方でいくらミニサイズ化が進んでいるとはいえ、それなりの大きさ・重さを持つガジェット達を、普段からダース単位で持ち歩けるはずも無い。しかしガジェット側からすれば、持ち歩いてもらえなければ存在価値は半減してしまう。日常生活において「いくつのガジェットを持ち歩いているのか」は重要な問題といえる。
そこで「普段持ち歩いているガジェット数」を、出勤時に鞄を持ち歩いているか否か別で聞いたのが次のグラフ。やはりガジェット達をしまえる鞄を持っている人の方が、持ち歩き数は多い。

↑ 普段持ち歩いているガジェット数
「出勤時に鞄を持ち歩いている」人は85.5%に達しており、多数意見と見てよいが、それらの人たちが普段持ち歩くガジェットは「2つ以下」で3/4に達している。鞄なしなら8割強。その上で同調査別項目で触れた「普段持ち歩いているガジェット(電子機器)」を見ると、興味深いことが分かる。

↑ 普段持ち歩いているガジェット(電子機器)(複数回答)(再録)
ほぼすべての人が携帯電話を普段持ち歩いている(※携帯電話経由の調査だから「持ち歩いているのは当然」という意見もあるが、このグラフは「所有」ではなく「持ち歩く」。そして携帯電話の普及率がほぼ100%に等しい現状を考えれば、携帯電話利用による調査での優位性云々は無視してかまわない)。つまり「普段持ち歩いているガジェット」としては事実上「一つ目:携帯電話」が前提条件として織り込まれているも同然となるわけだ。それを確認した上で、最初のグラフを読みなおすと、
・鞄を持ち歩く人も携帯電話以外に1つ、良くて2つまで。

それこそ週刊誌のように次々と新しいガジェットが登場する。創り手側としてはどのようにすれば既存のガジェット達を押しのけ、「(携帯電話以外の)あと1つ」のポジションにおさまることができるのかを考える必要があるだろう。
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